1. 企画書を作成する際に「他社の事例」を記載することで得られる3つのメリット

企画書を作成する際に「他社の事例」を記載することで得られる3つのメリット

by Daniele Zedda
 企画書を作成する時にぜひとも取り入れたい作業が「他社の事例を記載すること」です。他社の事例を記載することで企画書の持つ説得力がアップし、企画の意図や役割をより正確に伝えることが可能になります。他社の事例を記載することには、他にもいろいろなメリットがあるのです。今回は、企画書を作成する際に「他社の事例」を記載することの必要性について解説します。

1. 問題点の洗い出し

 他社の事例とは実際に企画を実施した結果であり、貴重なサンプルです。どんなに綿密に練り上げられた企画であっても、実際に行動に移してみるまで発覚しない問題点というものは存在します。他社の事例はそんな問題点を知るための貴重なサンプルの役割を果たし、他社の事例を記載することで問題点を正確に認識すると同時に適切な対策を企画内容に盛り込むことができるでしょう。

 問題点の洗い出しは企画段階でも必要な作業ではありますが、現実化した場合は予想もしない要素絡んで来たり、予期せぬ展開が起こるもの。予想外のトラブルに対し万全の備えを施し、企画内容をより安定したものにするためにも、他社の事例を参考にして企画を補完してください。

2. 良かったものを取り入れる

 企画を実行してみて初めて気づくことは意外と多いもの。他社の事例を参考に企画を組み立てることで、必要なものや準備しておくべきことを正しく認識することができます。企画に役立つことや良かったものが他社の事例の中に確認された場合、積極的に企画に取り入れていきましょう。

 アイデアを真似するといっても、そっくりそのまま真似るのではなく自分なりにアレンジを施して最適化する作業を忘れないようにしましょう。前提条件が異なれば、アイデアがもたらす結果も当然異なります。条件を見極めて、より良い結果が出るようにアイデアをチューニングするべきです。

3. 具体例の提示

 具体的な実現可能性が提示できなければ、企画書はアイデアの段階で終わってしまいます。他社の事例とは、実際に企画を現実化した具体例に他なりません。実現可能性に疑問を持つ人がいる場合、「他社の事例」を記載することの必要性は最も優先して考えるべきポイントになります。

 具体例としての他社の事例は、結果の予想にも大きく貢献してくれます。企画がもたらすであろう結果を予想するのは、どんなに綿密なデータを使用していても正確に導き出すことは困難を極めるでしょう。そんな時に他社の事例を企画書に記載すれば、具体的計画と得られた結果を現実の形として示すことができるのです。


 企画が失敗と改善を繰り返して進歩していくものである以上、過去の事例を活かさない手はありません。今作成している企画書も、しばらく経てば他社が参考資料として活用することになるのですから、他社の事例を記載することの引け目や後ろめたさを感じる必要はありません。

 他社の事例の必要性は、すべての会社に共通していることであり、使用には何の問題もありません。様々な事例を調べ、積極的に参考にしてください。

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