1. ポイントはプラスα!限定品を活用したマーケティングの手法

ポイントはプラスα!限定品を活用したマーケティングの手法


 企業が商品やサービスを世の中に送り出す際にはマーケティング活動が必要で、そこには大きな時間やコストが当然かかります。その際に大事なことは、マーケティング戦略を行う上で、どのような目標とゴールをどんなフェーズで設定して、どのような結果が得られているかを仮説・検証を繰り返しながら活動していくことです。そこで重要な役割を果たすものの1つに「限定品」があります。ここでは、限定品を活用したマーケティングの手法について述べていきます。

 付加価値でアピールする

  企業が商品やサービスを100個作ったからと言って予定通り100個販売することは難しいことです。限定品だからと言って、多ければ良い、少なければ良いというものでもありません。大事なことは適切な数を適切な手法で顧客に訴求することです。

  例えば、家電製品をイメージしてみましょう。仮に100個の限定品とするのと、一日10個の限定品とするのでは、印象としてどうでしょうか。後者は戦略的に一日や数字での売り切りを目指すために、一日10個のみという付加価値をつけて、希少性をアピールしつつ、それを10~15日間で完売させる計画です。そして、一日の売上げ個数を検証して、将来的に販売する目標数と生産数を算出していくのです。これは物自体の価値にもよりますが、限定品を上手くマーケティングに活用させる方法です。限定品だからといって、それ自体に価値がある訳ではないことを忘れてはいけません。

プラスアルファの訴求

  消費者にとっては付加価値があるのかどうかという点が重要であり、購入することでどんな満足感が得られるのかが判断基準になります。例えば、限定品を購入した人にはノベルティがプレゼントされる、次回購入の際の割引券がもらえるといったものもプラスアルファの訴求の1つです。 

 企業側からは特別品と提示しても顧客にとってみたらそれは特別品であろうと関係ありません。顧客にとって大事なことは、それを購入するといつもには無い満足感が得られるかということです。

  限定品プラスアルファの施策として、コストをかけず効果的な訴求方法があります。それは季節限定商品やイベント商品です。例えば、ビールなどの飲料や食品業界では旬の原料などを用いて限定感を訴求できます。イベント商品は、母の日や父の日、バレンタインなどに因んだ商品を期間・商品とも限定的に打ち出すことで、そのイベント性を訴求できます。 


 限定品という言葉だけで、顧客は購買行動をとりません。限定という言葉はあくまで商品を手に取るきっかけづくりに過ぎないことを知っておきましょう。

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