1. 相手に伝わる企画書を作成するために知っておきたい「主張」の論理的な組み立て方

相手に伝わる企画書を作成するために知っておきたい「主張」の論理的な組み立て方

by National Library of Ireland on The Commons
 企画書を作成する時に意識しておかなければいけないのが「どうすれば相手に伝わる企画書になるのか」ということです。企画書の作成というと内容の充実にばかり意識がいきがちですが、相手に伝わるということを意識しなければ、良い企画書にはなりません。

 企画書とは誰かに読んでもらって初めて意味が生まれるもの。読んで理解しやすく、内容が相手に正しく伝わるような企画書の作成を目指しましょう。今回は、相手に伝わる企画書を作成するために知っておきたい「主張」の組み立て方を紹介します。

主張の中心は一番最初に持ってくる

 「何を主張したいのか」という企画書の最も中心の部分は、企画書の先頭に持って来るのが基本的な組み立て方です。主張の中心を先頭に持ってくることで、この企画書が何を伝えたい企画書なのか、ということを明確に提示できます。最初に主張の中心があれば、読む人が正しく企画書の意味を理解し、相手に伝わる企画書が実現するでしょう。

 主張の中心を短くシンプルにまとめ、企画書の先頭に記載してください。重要な主張だからといって長々と書くようなことをしてはいけません。文章が長くなればポイントがぶれてしまい、何を伝えたいのかがぼやけてしまいます。主張は極力短く、できれば一文にまとめておきましょう。短ければ短いほど、相手に誤解なく正確に伝えることが可能になります。

理由を説明する

 「なぜそのようなことを主張するのか」という理由を次の段階に持ってくることで、主張の意義や目的を明らかにすることができます。理由を説明すれば主張に対する理解が深まり、相手に正しく伝わる可能性が高まるでしょう。

 また、理由を説明することは、主張そのものを補足することにもなります。主張の目的は短くまとめて記載しているため、聞く人によっては誤解される恐れも想定しなくてはいけません。主張の理由を説明することで誤解や誤認を解き、より正確に相手に伝わる企画書が仕上がります。

 理由を説明しなければ、主張の内容がどんなに正しいことであっても周囲の理解を得ることはできません。聞く人にに主張の目的や意義を知らせることが出来れば、主張に賛同してくれる人が出てくることでしょう。

メリットを説明する

 何らかのメリットが発生しなければ、企画を深く理解してもらうことはできません。企画を実行することで、どんなメリットがあるのかが伝わるような組み立て方で主張すれば、聞く人も熱心に主張に耳を傾けるようになり、より深いレベルで相手に伝わる企画書になります。

 メリットを提示するということは、企画そのものの価値にも関わってきます。企画が価値のあるものでなければ、企画書にいくら立派なことが書かれていたとしても、賛同してくれる仲間が集まるはずがありません。企画の価値を理解してもらって初めて正しく相手に伝わったという状態になります。


 相手に伝わる企画書とは、誤解や偏見の可能性を取り除いて作られた企画書です。回りくどい表現や遠回しな書き方はやめ、本質をシンプルに伝えるような企画書が、もっとも内容が正しく相手に伝わる企画書といえるでしょう。

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