1. 実は戦略的で複雑!企画・宣伝の仕事とは?

実は戦略的で複雑!企画・宣伝の仕事とは?

by Rodrigo_Soldon
 「企画・宣伝」というと突飛なアイデアを出して、無から有を作り出す仕事だと思われがちです。しかし、彼らは芸術家ではなくビジネスマンなので、企画の対象となるお客様、ターゲット層のニーズを踏まえて、販売促進につなげるためのプランを考える必要があります。「企画・宣伝」部門の仕事内容を簡単に紹介しましょう。

商品コンセプトを決定する

 まず、自社製品を扱うメーカーや販売会社には宣伝部があります。企画・宣伝の仕事はおもにそこで行われます。たとえば新商品が完成し、その流通経路、売り上げ目標などが決定したら「企画・宣伝」部門の出番です。

 決まった目標を達成するため、より多くの人に購入させる方法を戦略的に考える仕事が企画・宣伝部門です。まずは宣伝目標を決めます。そのためには、その商品の特長を完璧に網羅します。そして商品開発された背景やコンセプト、テーマをわかりやすくキーワード化します。宣伝においては、このキーワード化された「コンセプト」が重要で、企画・宣伝に関わるすべての人がこの「商品コンセプト」に基づいて考え、行動します。さらに商品が購買者をはじめ社会に与える影響、ベネフィットを考えます。

イメージターゲットを想定する

 次に重要なのはターゲットの絞り込みです。年齢、性別、ライフスタイル、志向、考え方などあらゆる角度からイメージターゲットを決定します。20歳代、女性、独身、読む雑誌は……というように具体的に決めるのが望ましいです。

 それと同時に流行や社会背景を把握します。どんな言葉でどんな音楽でどんな表現で伝えれば、イメージターゲットが振り向くか。この時点から広告代理店のマーケティング局と組む場合があります。市場調査やビッグデ―タの分析により正確なターゲットや社会的ニーズを把握するためです。

 そして、イベント企画、キャンペーン企画などの具体的なアイデアを出します。どこの時点で広告代理店のセールスプロモーション局が参加していることが多いです。

具体的な広告ストラテジーを展開する。

 そして宣伝費におさまる範囲で人材を確保します。広告に起用するタレントや広告クリエイタ―などです。セールスプロモーション、略してSPは、イベント、キャンペーンをはじめ、パンフレットや店頭POP、リーフレットなど、消費者が直接触れられるスタンスにあるものです。対してマス広告、というのは、新聞、雑誌、ポスター、テレビCM、ラジオCMのことで、イベントなどの具体的告知ではなく、広く一般の方に対して、商品が登場したこと、商品のよさを伝えます。

 このときに重要なのは、いかにインパクトがあるかです。駅張りポスターに関しては人間が通過する時間はわずか3秒。その時間内で読めるキャッチコピーの文字数は8文字だといわれています。CMなら、15秒。その時間で心に商品特性と商品名をターゲットの心にすりこまなければなりません。


 企画・宣伝はクリエイティブな仕事、というよりは、戦略的な仕事だと言えます。そして、商品が売れるかどうかを決める重要な仕事なのです。

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