1. ペルソナの設定が重要!マーケティング戦略を策定する際に市場調査を行う目的

ペルソナの設定が重要!マーケティング戦略を策定する際に市場調査を行う目的

by josemanuelerre
 企業がマーケティング戦略を策定する際、その指標を確認する方法として市場調査があります。では、市場調査はどのような目的で行われるのでしょうか。そして、どのような効果があるのでしょうか。

ペルソナの設定

  ペルソナとは、マーケティングでは「製品がターゲットとする架空の人物像」を意味します。新製品などを開発する際に、漠然としたターゲットではなく、わかりやすいターゲットを設定するために設定されるものです。そしてこの「ペルソナ」は、性別や年齢などの定量的要素だけではなく、「ワインが好き」「毎朝ラジオ体操をやっている」などのように、定性的な要素も入れて「実在する一人」に近づくように設定されます。 

 そしてそのようなストーリーのある明確なターゲットを持つことで、製品のポジショニングや製品開発の各過程、マーケティングなどにぶれがなくなり、一貫性が出ると言われています。しかし、もしそこまで絞り込んだペルソナの設定に誤りがあってペルソナのようなターゲットが実は存在しないとしたら、どんなにそのペルソナに受け入れられるように商品を開発し、マーケティングを行ったとしても意味がありません。

 したがってペルソナの設定には、綿密な市場調査が必要です。社会との乖離のないペルソナを設定するため、人の外面や内面、まだ気づいていないインサイトなど様々な面から人の行動や心理などを調査する目的で市場調査が行われます。 

現状の製品やサービスの評価・確認 

 市場調査は、今すでにある製品やサービスの評価・確認・競争力などを見るためにも行われます。すでにある製品は品質自体の変更が難しい場合が多く、マーケティング活動によって評価を高めるほうが効果的であることの方が多いからです。そしてこの場合は、顧客満足度やブランドスイッチの可能性、プロモーション効果などが調査されます。

 例えば顧客満足度が低く、かつそれが品質に満足していないからということであれば品質改善の必要がありますが、CMのイメージがよくないからといった場合はCMの内容を検討するという判断ができます。

 また、ブランドスイッチの可能性が高ければ、自社から他社へのスイッチングを防ぎ他社から自社へのスイッチを促すマーケティングを検討します。プロモーション効果が低い場合は販促方法を変更するなどの手段をとることができます。 

 市場調査は、マーケティング活動にはどうしても欠かせない要素です。目的をはっきりさせることは、市場調査を効果的なものとしコストを下げることにも繋がります。明確な目的を持って市場調査を行い、より効果的なマーケティング活動に繋げましょう。

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