1. マーケティング戦略の策定における「ターゲット分析」を行うことのメリット

マーケティング戦略の策定における「ターゲット分析」を行うことのメリット

by pavlinajane
 マーケティング戦略を策定する際、ターゲット層の分析を行うことは非常に重要です。ターゲット分析を行っていないということは、そもそもマーケティングの出発点にも立っていない状態ということを意味します。それほどターゲット層の分析は大事で、かつメリットがあります。では、ターゲット分析を行うメリットとは、一体どこにあるでしょうか。

1. 消費者志向のマーケティングとなる

 自社製品のマーケティングを行う際、最もやってはいけないことは、「自己満足」なマーケティング。企業論理に基づき、「こうに違いない」と考えて行う都合のいいマーケティングは、客観性に欠け、消費者が望んでいないものになりやすいのです。このため、仮にそれがうまくいったとしても、どうしてうまくいったかがわからず、次に同じことをしてもうまくいかないケースが大半でしょう。

 しかし、多くの企業はうまくいかない理由に気づかず、何度も同じ企業論理に基づいたマーケティングを行っているのが実情です。その場合、そのマーケティングに投じた費用が無駄になることとなります。市場をセグメンテーションしてターゲット層を確定し、その分析を行った上でマーケティング活動を行うということは、「消費者に寄り添う=消費者が望んでいることを知る」、ということを意味します。もちろん必ず望んでいると100%分かるわけではありません。

 ただ、少なくとも先入観のない、消費者というデータを基にしたマーケティング活動ができます。これは、いわゆる4Cでいう「Customer」を大切にするという考え方に基づいていると言えるでしょう。ターゲットの分析は、消費者を理解し、寄り添うことにつながるのです。

2. マーケティング活動の次の手が見えるようになる

 ターゲットの分析を行い、その結果に基づいてマーケティング活動を行ったのであれば、それは消費者を理解してのマーケティングとなり、成功の確率は高まるでしょう。しかし、仮に失敗した場合、ターゲット分析を行っていれば、なぜそれがいけなかったのかを考える基準となります。

 分析方法がよくなかったのか、分析後のマーケティング手法の選択がよくなかったのか、あるいはターゲット設定そのものが間違っていたのかを判断する拠り所になります。ターゲット分析の結果を次につなげることができるのです。


 ターゲットの分析と一口に言っても、実はそれは非常に手間と時間がかかる、膨大な作業です。しかし、分析を続けることは、マーケティングの今後につながるという優れたメリットがあります。ターゲット分析をしっかりと行い、今後のマーケティングの効率と精度アップにつなげていきましょう。

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