1. 新商品開発の際に押さえておきたい「企画」と「マーケティング」との関連性

新商品開発の際に押さえておきたい「企画」と「マーケティング」との関連性

by James Willamor
 メーカー企業が成長を続けていくためには、新商品を販売していかなければならないでしょう。しかし、近年は技術力に大きな差はなく、いかに新たな切り口から商品のアイデアを着想できるかが大事になってきます。その際、「企画」と「マーケティング」が大事な役割を担ってきますが、それぞれに関連性はあるのでしょうか。

要望/問題の仮説をグルーピング化

 現在の情報化社会では、モバイル端末からも情報を検索することが出来るようになりました。スマートフォンなどがその代表例でしょう。そういった新商品も実際には、街角で細かくユーザーからこの様な機能が欲しい、料金の見直しをして欲しいなどといった生の声を真摯に受け止める事から企画の流れが生まれるのです。

 これが調査に繋がるのです。そして、これらの意見をリスト化する事である程度流れが決まってきます。そこから、すぐに改善出来る事と時間とコストがかかる事を細かく分けていきます。そして、そこから新商品のコンセプトを改めて見直していくのです。当初のコンセプトと、実際に顧客からの評価を比べる事で、その商品の改善提案が分かり、新商品を企画する際の新たな流れになります。値段・機能に関する要望や大きさ等の細かい修正を見直し企画していきます。そして、ここからターゲットは誰にするのか、どの年代なのかなどを決定していきます。

しっかりとした商品コンセプト

 自社ならではの強みと、顧客に一体どのようなメリットをもたらす事が出来るのかをしっかりとコンセプトとして新商品の企画を立てる必要があります。実際に調査、リスト化されて商品化する際に、形や色の見直し等で顧客からの要望が流れとして入ってきます。

 この流れで気を付けなければいけないのが、自社の強みを失わない事です。全て顧客の意見を取り入れていき、自社の強みを失ってしまう事は非常に危険なのです。武器が無い状態で、この先新商品の企画・開発をしていっても長くは続きません。まず興味を持って貰う為には、インパクトのあるネーミング等にする事を考えます。また、その名前がコンセプトに沿っているのかも重要です。

 視覚、聴覚、味覚などの五感に訴える事も大きなポイントになってきます。顧客が本当に欲しいのは物ではなく新商品を使って実際に満足をする事が大きなウェイトを占めていて、企画側には使って良かったと満足をする流れを作る事が求められているのです。

売り込み方の見直し

 最終的に、試作が進んで後は流通経路の確保等に取り掛かっていきます。企画を立てるうえで実際に新商品を流通させるには、一体どのように流れをつくっていくのかを、明確にしておく必要があります。

 店頭で販売をするのか、それとも通販のみで販売をしていくのかといった流れを確保をする事です。これらも、実際に顧客が商品を購入していくうえで、今後の商品の付加価値に直結していくのです。安定した流通を目指すなら、最後のこの新商品購入の流れを見過ごしてはいけません。

 最終的に評価をするのは顧客なのです。商品の購入までにかかる期間や、在庫の個数までも、大方予測を立てる必要があります。その為にも、最初に行う聞き込み調査やアンケートが非常に重要になってくるのです。

 結論から言うと、顧客から必要とされる商品・必要な情報を提供することが商品の企画になり、顧客に確実なメリットをもたらす事が新商品の企画の始まりとなるのです。

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