1. 立案した「大規模なプロジェクト」の提案を行う際に注意しておくべき3つのポイント

立案した「大規模なプロジェクト」の提案を行う際に注意しておくべき3つのポイント

by U.S. Embassy Tel Aviv
 プロジェクトの立案には慎重さが求められるものですが、そのプロジェクトが大規模なものであればより一層の慎重さが求められます。大規模なプロジェクトとなると色々な問題点も生じやすく、すべてに配慮した企画を立案しなければ提案が実現する見込みは低くなるでしょう。今回は、大規模なプロジェクトを立案し、提案を行う際の注意点を紹介します。

どのような利益が見込めるのか?

 プロジェクトに参加する関係者は、プロジェクトによってもたらされる利益によって提案の可否を判断します。利益の形はプロジェクトの種類によって異なりますが、関わったすべての人に対して何らかの形で利益を提示することができなければ、提案が実現する可能性はありません。

 立案するプロジェクトではどのような利益が得られるのか、それを盛り込むことで提案された側もプロジェクトの価値を判断することが可能になり、提案に対して真摯に向き合う態度が生まれます。

 利益とはプロジェクトの価値そのものであり、目指すべき目的でもあります。利益が示されていない提案では、やる価値があるかどうかの判断ができません。様々な形の利益を提示することで提案が価値あるものだということを示し、実現に向けての合意形成を進めていきましょう。

どのような手順で進めるのか?

 プロジェクトがどのような手順で進みどのように現実化していくか、それを提示しなければプロジェクトは絵に描いた餅に終わってしまいます。プロジェクトは願望や理想ではなく、具体的な実現可能性を持った企画でなければいけません。どのような形で進めていくのかという工程表を示し、具体性のあるプロジェクトだということを示してください。

 作業手順や工程表を提示することでプロジェクトの実現に必要な資金や資本が明らかになり、コストの見積もりが可能になるでしょう。コストはプロジェクト実現のための大きなポイントになります。明確な形で示すことで、提案をより具体性のあるものにしていくのです。

課題は何か?

 プロジェクト実現までに解決しなければいけない問題を課題という形で提示することで、実現のために越えるべきハードルが明らかになります。問題点が明確になっていれば、必要な作業は解決方法の提示と実行だけです。最も厄介なのは問題点が多いことではなく、何が問題なのかが分かっていない状態。

 提案の段階で課題が設定されていれば、解決方法の模索も可能になりますし、議論や提案を通じて解決策を探すことも可能になります。


 大規模なプロジェクトを立案する場合、全体を見据えて企画を立案しなくてはいけません。重要なのはプロジェクト全体が、どのような方法で進められるのかということであり、個別の問題については手順と課題設定さえしっかりとしていれば、大きな問題にはならないでしょう。

 大切なのは、提案された側が理解しやすい形で内容を示すこと。どんなに充実した内容でも、聞いた人が理解できる形で提示できなければ決して同意は得られないでしょう。

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