1. マーケティング戦略の手法の一つとして知っておきたい「SWOT分析」の基礎

マーケティング戦略の手法の一つとして知っておきたい「SWOT分析」の基礎

by bisgovuk
 マーケティングを行う上で重要となるキーワードはたくさんあります。そもそもマーケティングというのは、自社の製品やサービスをより安定的に売り出すためのプロセスの総体であり、需要と供給側の適度なバランスが大切です。マーケティングを学ぶ上で様々な用語や手法を覚えておく必要があります。その中で今回はSWOT分析について学んでいきたいと思います。

SWOT分析とは?

 まずマーケティングというものは、自社製品やサービスを売る供給者としての立場の人間と、それらの商品やサービスを受け取る顧客の立ち場の人間で構成される市場が舞台となってきます。その市場の動向、顧客や見込み客がどのようなニーズを持っているか、自社と競合他社やライバルたちとの関係を分析しなければなりません。

 その分析方法には様々なものがあり、SWOT分析はその中の手法のひとつです。Sはstrength(強み)WはWeakness(弱み)OはOpportunity(機会)TはTreat(脅威)を意味します。

内外の環境分析

 SWOT分析とは主に自社の製品やサービスのS(強み)やW(弱み)という内的要因を分析し、さらにO(機会)やT(脅威)といったチャンスや自社にとって脅威となる外的要因を分析することです。例えば、自社が開発する掃除機があったとします。その強みは高い吸引力や操作性などアピールポイントは強いけれど、製造コストや流通コストが高くなかなか商品の価格を下げることができません。

 この場合、製品の性能はS(強み)となりますが、価格はW(弱み)となります。またライバル社の動向や消費者や顧客のニーズといったものは、外的要因となります。消費者や顧客の全体的な意識として掃除機に対する関心が高まっているというのは、絶好のO(機会)となり、ライバル社が自社以上の性能と低コストで新しい掃除機を開発しているという事実はT(脅威)になるのです。

バランスよく分析する

 以上のように4つの要因に分けてそれらを総合的に分析することで優れたマーケティングを行うことが可能になります。たとえば自社製品の強みを強化し、弱みを改善するというSとWに注力した努力を行っても、そもそもその製品が市場でまったく必要とされていなければ意味がありません。

 4つの要素をバランスよく分析することが大切であり、そうすることで市場に適切な価値を見つけることができるのでしょう。SWOT分析はそういった手法です。


 マーケティングを行うにはさまざまな手法が活用されます。SWOT分析はその中でもよく知られた手法のひとつで、とてもわかりやすいものです。自社の強みと弱みを理解し、機会と脅威を認識することで、市場の適切なニーズに合致した商品およびサービスを創出することが出来るでしょう。

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