1. モバイルアプリを通じた「デジタルマーケティング」のコツと実際の成功事例

モバイルアプリを通じた「デジタルマーケティング」のコツと実際の成功事例

by Johan Larsson
 デジタルマーケティングの中でも注目を集めている手法が、モバイルアプリの活用です。以前はデジタルマーケティングでの想定顧客は、パソコンユーザーが中心でしたが、近年はスマートフォンの普及が著しく、ターゲットもスマホユーザーに移行しつつあります。スマートフォン向けのデジタルマーケティングのカギを握るのがモバイルアプリ。今回は、モバイルアプリの「デジタルマーケティング」成功事例を紹介します。

ニーズにこたえるモバイルアプリを提供する

 マーケティング戦略の基本は「顧客のニーズをくみあげる」事であり、その基本はデジタルマーケティングにおいても変わりません。モバイルアプリのデジタルマーケティングでも、いかに顧客のニーズにこたえるモバイルアプリを提供できるかが重要です。

 ニーズに応えたモバイルアプリの例が、バスの現在地情報アプリ。バスを利用する客の多くが、バスの遅れや運行状況の不明瞭さに潜在的な不満を持っていました。そのような利用客の不満を解消するために開発されたのが、バスの現在地情報アプリです。バスの現在地情報を提供することで乗客のイライラや不安を解消することに成功し、顧客満足度の引き上げに成功しました。モバイルアプリならではの利便性をユーザーの潜在的ニーズに応用した一例と言えるでしょう。

お得なアプリを提供する

 顧客にとって得をするモバイルアプリを提供しなければ、デジタルマーケティングの効果は期待できません。企業側からの一方的なアプローチに陥らないように、常に顧客の利益を想定してマーケティング戦略を考える必要があります。

 モバイルアプリを通じて顧客が利益を得る一例が、クーポンアプリ。モバイルアプリを利用するとクーポンが表示される、という機能を提供することで、顧客は通常よりもお得な価格で商品を購入することができます。顧客にとって利益のあるモバイルアプリですから、積極的にダウンロードをしてくれるようになり、商品の購入者も増加するのです。

 企業側は販売数の増加と同時に、モバイルアアプリの利用状況を分析することで、顧客行動を調査することが可能になります。収集したデータを営業や商品開発に応用すれば、企業の成長に効果を発揮するでしょう。

利便性の高いアプリを提供する

 モバイルアプリ自体の利便性が高ければ、顧客は積極的にアプリを活用するようになります。マーケティング戦略そのものだけではなく、アプリ自体の利便性を高めることで長期的なデジタルマーケティングが可能になります。

 例えば、非接触型ICカードが利用可能になるモバイルアプリは、ハードウェアの機能に依存する部分はあるものの、ユーザーにとって利便性の高いモバイルアプリです。端末さえあればカードなどが無くても運賃や料金の支払いが可能になるため、極力荷物を減らしたいと考えている顧客には高い利便性を提供しています。

 また、すべてのことを端末ひとつで済ませられるようになるので、スマートフォンに対する依存度が増し、モバイルアプリへの接触時間も増加するのです。


 モバイルアプリのデジタルマーケティングでも「消費者のニーズと利便性を考える」というマーケティングの基本的な考えは共通しています。重要なポイントは、ニーズや要望をどういった形でモバイルアプリに落とし込むか、ということであり、技術的にクリアできるかどうかです。

 モバイルアプリを通じたデジタルマーケティングは、まだまだ大きな可能性を秘めた分野。アイデアひとつで大ヒットを生み出すことも不可能ではありません。様々なアイデアを用いてデジタルマーケティングの分野に応用してみると良いかもしれません。

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