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英語の「構文」を身につける構文の覚え方と注意点

U-NOTE編集部

2018/09/18(最終更新日:2018/09/18)


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英語の「構文」を身につける構文の覚え方と注意点 1番目の画像

 英語の学習に構文は欠かせない。構文のルールや構造を覚えることで、英語力は一気に上がるものだ。

 とはいえ、「英語の構文って何を勉強したらいいのか分からない……」という人も多いはず。

 本記事では、構文理解に必要な英語の文型と構文の練習方法を紹介しよう。

構文理解のために覚えたい「英語の基本文型」

 「英語の構文」といわれてピンと来ない人のために、基本的な英語構文について説明する。

 構文理解に必要な「英語の基本文型」も例文と合わせて説明するので、参考にしてみてもらいたい。

英語の構文とは?

 構文とは、文法のルールを使用して作成された文章のことだ。

 文法が文章作成のルールを意味するのに対し、構文は文法のルールに従って作成された「文章そのもの」を意味する。 

 構文の説明をすることは、普段英語に触れる機会が多くてもなかなか難しい。

 まずは、構文理解の前提となる5つの文型をマスターしていこう。

【英語構文の基礎①】第1文型「SV」

 「S」は主語(subject)、「V」は動詞(verb)を意味する第1文型「SV」。

 SVは基本的な英語の構文であるため、例文などを見ればすぐに理解できる。

 toやin、earlyなどの紛らわしい前置詞や副詞は、修飾語であり文型とは関係ないので注意しよう。

【英語構文の基本】SV

  • I run(私は走る)
  • She goes to school(彼女は学校に行く)
  • He lives in New York(彼はニューヨークに住んでいる)
  • She comes early(彼女は早く来る)

【英語構文の基礎②】第2文型「SVC」

 第2文型「SVC」では、「C」は補語(complement)を意味し、主語のSを説明する。

【英語構文の基本】SVC

  • I got tired(私は疲れた)
  • He is a student(彼は生徒だ)
  • This flower smells sweet(この花はいい香りがする)

【英語構文の基礎③】第3文型「SVO」

 「O」は目的語(object)を意味し、第1文型に目的語をつけた文章構成が第3文型「SVO」だ。

 ここで使われる動詞は、目的語を伴う他動詞である。

【英語構文の基本】SVO

  • I eat fish(私は魚を食べる)
  • I played basketball yesterday(私は昨日バスケをした)
  • He speaks Japanese(彼は日本語を話す)

【英語構文の基礎④】第4文型「SVOO」

 動詞の後に目的語が2つ続く第4文型「SVOO」。

 最初の目的語は動作の対象を指す間接目的語であり、2つ目の目的語は動作の目的を表す直接目的語だ。

【英語構文の基本】SVOO

  • She gave me this book(彼女が私にこの本をくれた)
  • I tell you the answer(私が答えを伝える)
  • He teach me English(彼は私に英語を教える)

【英語構文の基礎⑤】第5文型「SVOC」

 目的語の状態を“補語”で表す第5文型「SVOC」。

 文型の説明だけ見るとわかりにくいが、例文を見ると理解しやすいだろう。

【英語構文の基本】SVOC

  • I had my watch fixed(時計を直した)
  • I saw you smiling(あなたが笑っているのを見た)

英語の構文の覚え方

英語の「構文」を身につける構文の覚え方と注意点 2番目の画像

 5つの英語の文型が分かると、構文の理解も深まるはずだ。 

 次に、英語の構文を覚える際に使える勉強法を紹介しよう。

【構文の覚え方①】英語の文章を丸暗記する

 上記に説明した文型から、英語は日本語とでは「語順が異なる」ということが分かるだろう。

 日本語に訳して英語の構文を理解しようとしても、法則を覚えることはできない。

 そこで、英語の文章を丸暗記することをおすすめする。

 暗記することで文章の構成と意味が把握でき、同じ構文の文章も見つけやすくなる。

 同じ構文を何度も目にすることで、自然と英語の構文が身につくはずだ。

【構文の覚え方②】英語の本(洋書)を読む

 構文を参考書で学習しようとしても、なかなかモチベーションは上がらないもの。

 なかなか構文を覚えられないという人は、娯楽として英語の本で楽しく構文を学ぶといいだろう。

 英語の本を読むことで英文に慣れていき、自然と英語の構文ルールを身につけることができるのだ。

【構文の覚え方③】繰り返し英語の文を音読する

 繰り返し英語の文を音読することも大切である。

 口に出して構文を繰り返し読むことで、黙読するよりも頭に入ってくるのだ。

 1度に限らず、日にちを重ねて読むようにしよう。

 数をこなすことも大切だが、基礎を繰り返して土台を築くことも心がけたい。


 本記事では英語構文とその覚え方について紹介してきた。

 構文が理解できれば、読み書きに関しては実用レベルの英語力が身につくことになる。

 英語構文の練習は地道な作業だが、少しずつでも練習を重ねていくことが大切だ。

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