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社会人として留学する際にオススメな3つの時期

uedazyunpei

2014/04/06(最終更新日:2014/04/06)


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by Kaplan International English
 MBAや語学など、キャリア設計を考えて留学を決断する際、時期はいつぐらいがよいでしょうか?ただやみくもに思い立った時に留学にいくより計画をしっかり立て、留学の時期を見定めたほうが質の高い留学経験ができます。今回は3つの時期に分け、留学におすすめの時期を紹介していきます。

1. 25-30歳までに留学

 まず1つめのオススメの時期が25~30歳までの社会人としては若手と呼ばれる時期の留学です。でも社会人として新米かと言われればそうでもなく、仕事に少しなれてきた時期です。この時期は社会に出てからしばらくたってこれからキャリアを設計していくにあたって自分に必要なスキルは何かが見極められているため、目的を明確にして留学することができます。

 また、この時期の留学でおすすめなのがワーキングホリデー制度を利用することです。イギリスをはじめ、フランスやオーストラリアなど各国で行われているこの制度は1年から2年、ワーキングホリデービザで、その国に滞在することができます。このワーキングホリデーの利点は働いたり、語学学校に通いながら腰を据えてその国に滞在できることです。

 学生ビザは国によってはアルバイトに制限があったり、働ける期間が限定されている場合があります。ただし、ワーキングホリデーにはビザの発行に年齢制限があるため、誰でも行けるというわけではありません。国によって細部はことなりますが、多くのワーキングホリデービザは30歳以下の若い世代に限定して発行されています。仕事には慣れてきて、でもまだ若いうちに留学できる25-30歳の時期はおすすめです。

2. 35-40歳までに留学

 この時期の留学は1つめで説明した若い世代の留学とは違い仕事にも慣れてきて、後輩や部下も増え、油がのった時期の留学です。この時期の留学はすでに積み上げてきたキャリアの上に新たな可能性を与えるために行う場合におすすめです。

 例えばMBAを取ろうと考えるなら、若手の頃よりも仕事をしっかり理解しており、上司はもちろん同僚や部下とのチームワークの中で仕事をした経験があるこの時期がよいでしょう。

 また留学にはお金がかかります。若い頃では高いMBAの学費やその間の生活費は払えなくても、この時期を見据えてお金をきちんと管理しておけば余裕をもって留学をすることができます。

 さらに、この時期なら部長や課長といった絶対に抜けられない管理職になるまでにはまだ時間がある時期です。そういった責任ある立場につくことはもちろんすばらしいことですが、自分で自由に選択する可能性が狭まることも考えられます。その前に留学をしておくという意味でも35-40歳までの時期の留学は社会人におすすめです。

3. 定年後の留学

 3つめの時期は退職後、定年を迎えた後の時期の留学です。この時期の留学では働いている間は日々の生活に追われて取り組めなかった様々な勉強や経験をするチャンスだということです。

 例えば今までしてきた仕事や経験には関係ないけれどずっと学びたいと思っていた勉強をするだとか、海外でボランティアをしてみたりといった自由がきくのがこの留学の利点です。退職によってキャリア形成が終わるのではありません。人は何歳になっても学び、新たな道を歩むことができます。第二の人生を模索することができる定年後の留学もおすすめです。

 以上が、社会人として留学する際にオススメな3つの時期です。留学は初めは辛いこともあるかもしれませんが、自身の世界を広げる上で非常によい経験です。しっかり時期を見極め、最高の経験を積みましょう。

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