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[日本経済の二極化]富裕層と貧困層の両者から見る節約術

節約ZINE

2014/04/07(最終更新日:2014/04/07)


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 アメリカのような経済大国では、富裕層と貧困層の二極化が急激に進んでいます。それは日本も例外ではありません。

 一般的に、消費税が上昇すると富裕層と貧困層への分離が顕著に目立つようになると言われています。消費増税も始まったこのタイミングに、お金の節約方法を考えてみましょう。

富裕層の節約対策

 富裕層は裕福だから、節約は考えなくてもいいと思ったら大きな間違いです。なぜなら、富裕層の人たちは自分に投資をした結果成りうることが多いからです。

 例えば、医者は大学で年間1,000万円もの学費を投じて難しい国家試験を通過した人にしかなれないので、少しでもコストを抑えられるところは節約したいというのは共通した本音のようです。

富裕層の節約術

 まず、富裕層の人たちにはハイリスク・ハイリターンという考え方があります。つまり、大きな投資をして大きな財産を得ようとします。しかし、今の時代ではたとえ学歴が高くても職につけないで生涯賃金すら稼げない人もいます。

 生涯賃金はフリーターで約8,000万円、会社の正社員で約2億円ですから、あまり投資にお金をかけすぎても回収できないと人生を棒に振ってしまいます。そのため今は、子どもに英会話やPythonといったプログラミング含めた言語を教えることが流行しています。このように、いかに流行を把握してその需要にあった教育に投資することが、最大の節約術といえるでしょう。

貧困層の節約対策

 貧困層においては、日本の場合はアメリカや中国などと異なりまだ治安は良いようです。これは、国の憲法で最低限度の生活を保証するといった方針に基づきます。

 例えば、海外ではたべるものが食べるものが無く餓死してしまうケースはいくつもありますが、日本では配給制といって最悪の場合でも食事を与えてくれる施設があるため、餓死することは極稀です。また、低所得者には税金や年金の免除などの制度があるため、まずは自分の生活費5-6万円を確保できればあとは節約術を試みると良いでしょう。

貧困層の節約術

 ここでは、具体的に貧困層を年収100万円以下の人たちと定義します。年収100万円というと月に8-9万円程度の収入を得ている人ですから、家庭の外で生活している人ですと切実に節約を考えなければなりません。

 そのための節約術としては床屋には行かずセルフカットすること、食費は一回分で100円を目標にすること、遠出は一切しないことなど挙げられます。大抵、富裕層の人は月30万円は必要としますが、上記のような節約によって月10万円以下でのやり繰りも可能です。なお、家賃は計算に入れていませんが、年収103万円以下の場合には法的に所得税がかからない点が大きな魅力です。

 国は経済が発展すると、次第に富裕層と貧困層に二極化していくのは自然の摂理です。それを踏まえると、日本はまだ収入が安定しているので極端な二極化はあまり見られません。しかし、いずれにしても節約を考えることが必要なのは明白な事実なのです。


掲載元: 節約ZINE
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