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事業計画書におけるキャッシュ・フロー計算書の書き方

Takeshi Sugiuchi

2014/04/05(最終更新日:2014/04/05)


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by Tezzca
 事業計画書において、キャッシュフロー計算書をどのように書けばよいのか迷ったことはありませんか?ここでは事業計画書におけるキャッシュフロー計算書の書き方についてお話します。

そもそも事業計画書におけるキャッシュフローとは何か

 キャッシュフローとは日本語で「現金流量」と言い、現金の流れを示します。その中でも厳密には流入するお金のことをキャッシュフローといい、流出するお金のことはキャッシュアウトフローともいいます。また、このキャッシュフローにおいては、現金収入のことを言うため、将来的に手元に入ってくる利益は含まれません。

事業計画書におけるキャッシュフロー計算書の書き方

 キャッシュフローの種類は営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務キャッシュフローの3つがあります。

営業キャッシュフローの求め方

 営業キャッシュフロー=税引き等調整前当期純利益+減価償却費-流動資産の増加額 +流動負債の増加額です。

投資キャッシュフローの求め方

 投資キャッシュフロー= 固定資産の増加額 -有価証券、短期貸付金の増加額(有価証券・固定資産の売却益) +有価証券・固定資産の売却損です。

財務活動によるキャッシュフローの求め方

 財務活動によるキャッシュフロー=+借入金、固定負債の増加額+資本金、資本準備金など純資産の増加額+利子・利息の受け取り額-利子・利息の支払額-配当金の支払額となります。

 これらの計算式からそれぞれのキャッシュフローを求めましょう。そのためには普段から金銭の流れをしっかりメモしておくことが大切です。キャッシュフローを記入してきちんとした財務諸表を作りましょう。

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