1. マーケティング用語として押さえておきたい「USP」の意味と活用方法

マーケティング用語として押さえておきたい「USP」の意味と活用方法

by hom26
 マーケティング用語の1つに、USPという考え方があります。USPとは「Unique Selling Proposition」の略で、「ユニークな販売提案」という意味です。ただ、ここで言うユニークとは、日本でよく使われる「変わった、面白い」という意味ではありません。IT用語などでよく使われる、「唯一の、独自の」という意味です。ユニクロが使っている「ユニ」もこの唯一という意味で使われています。では、このUSPという言葉は、具体的にはどのような意味を持っているのでしょうか。

1. USPの意味

 USPは、いろいろな捉え方がありますが、基本的にははっきりした形というよりも、概念と言われています。自分たちにしかできない強力な販売提案をUSPと呼ぶのです。そして、その概念を表現したものが、「キャッチフレーズ」です。

 例えば、ニトリの「お、ねだん以上」というキャッチフレーズは、ニトリの「値段以上の価値のあるものを提供する」という独自のUSPからきていると言えます。この「値段以上の価値のあるものを提供する」というUSP自体は他社でも行われていたことかもしれません。

 しかし、ニトリはそれを徹底して他社にはできないところまで引き上げたのです。そしてそれがこのキャッチフレーズにより、よりはっきりと消費者に伝わることとなり、結果的にニトリのUSPとして認知されたのです。よって、USPはキャッチフレーズにもなるし、製品コンセプトにもなります。USPは、独自性を持ち、消費者にインパクトを持って伝えることが必要な概念なのです。

2. USPの使い方と効果

 USPは、「顧客に利益をもたらすことをインパクトを持って明確に伝える」ことが大切です。先ほどのニトリの例でいうと、普通に「皆様に値段以上のものを提供します」としてしまえば、それはあまりにもインパクトに欠け、いくら他者よりも優れていたとしても、効果は限られてくるでしょう。「お、ねだん以上」と人目を引くようなキャッチフレーズにするからこそ、その効果が発揮されるのです。

 よって、USPは、顧客はその製品やサービスを使うことで自分が利益を得られることをはっきり認識できるように表現しなければならない、とされています。また、USPの意味を理解し、マーケティングを行う際に常に意識することで、販売活動は大きく変わってくると言われています。単なる広告ではなく、文字や色、形を使ってそのUSPを最大限に発揮できる手法を考えるようになるためです。

 
 企業でマーケティングを行う担当者は、このUSP(ユニークな販売提案)を心掛けて、様々なツールを使ったマーケティング活動を行うと、よりマーケティング効果は上がるのではないでしょうか。

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