1. マーケティング活動を進めることで営業が不要になる3つの理由

マーケティング活動を進めることで営業が不要になる3つの理由

by betsyweber
 マーケティングがビジネスで重要視される理由の一つに、マーケティングを進めることで営業が不要になる、という理由が挙げられます。現実的には営業をゼロにすることは非常に困難ですが、マーケティングを最適な方法で運用すれば営業にかかるコストを最大限に圧縮することが可能になるのです。では、なぜマーケティングを進めることで営業が不要になるのでしょうか。今回はマーケティングを進めることで営業が不要になる理由を解説します。

1. 完璧なマーケティングは販売を不要にする

 マーケティングが完璧に遂行された場合、企業が生み出す商品やサービスは消費者の欲求を的確に汲み上げて開発されたものになります。もしそのような完璧な商品やサービスを企業が提供する場合、企業側は販売部門を用意する必要が無くなるのです。

 なぜならそのような完璧な商品やサービスを提供している企業には、消費者の側から殺到することになるからです。営業とはすなわち販売の一形態であり、顧客に対して効果的な製品提案をする仕事に他なりません。もし、マーケティングが成功すれば完璧な商品やサービスを消費者に提供できるのですから、消費者は進んでその企業の顧客となるよう努力することになり、企業側から製品提案という形で営業する必要が無くなるでしょう。

2. 完璧なマーケティングは広告を不要にする

 営業が顧客に対して製品提案や売り込みをする場合、その行為は広告活動の一部門ととらえることが可能になります。製品知識のない消費者に対して企業側からアプローチをかけて売り込みをするということは、消費者と企業の間に製品知識にギャップがある場合のみに成り立つ図式ということになるでしょう。

 もしマーケティングが完璧に成功しているのであれば、企業が提供する商品やサービスは消費者が望む理想的なものになっているはずです。

 商品やサービスの発売段階では広告展開としての営業が必要になりますが、商品やサービスの特性がある程度知れ渡った後は、企業と消費者との間に知識ギャップはなくなることになります。もし新しい機能の追加などの改良がおこなわれたとしても、マーケティングが成功している市場では顧客の側から企業に対してアプローチをするようになり、企業が負担する広告コストは最小限に抑えられるのです。

 この状態では、広告展開の一部門としての営業は意味が無くなります。積極的に売り込まなくても顧客の側からアプローチをしてくれるのですから、営業は不要です。

3. 完璧なマーケティングは顧客を創造する

 営業という仕事の目的は、企業の潜在的な顧客を掘り起こすことです。営業活動では商品やサービスの売り込みことによって、新たに商品やサービスを購入してくれる顧客を掘り起こすことを目指します。この場合の営業活動とは潜在的な顧客が存在する市場においてのみ有効な活動であり、潜在的な顧客が全くいない市場では役に立ちません。競争相手がいなければ潜在的顧客は存在しないわけですから、企業が市場を独占的に支配してしまえば営業は不要、ということになります。

 もし完璧なマーケティングな実現した場合、消費者の潜在的な欲求を完ぺきに満たす商品やサービスを提供することが可能になります。この場合企業が供給する商品やサービスは競合他社に対して圧倒的な競争優位性を持つことになり、実質的な市場独占の状態が実現するのです。市場を独占することができれば営業は不要になるわけですから、完璧なマーケティングが実現すれば企業から営業という仕事は必要ないということになります。


 完璧なマーケティングが実現した場合、企業が供給する商品やサービスは消費者にとって圧倒的に魅力を持ったものになるはずです。この状態では企業と消費者の立場が逆転し、消費者は企業側の供給を待ち望む存在になります。このような理想的な顧客を生み出すことができれば、黙っていても顧客は企業に関心を持つようになり、企業が営業活動をする必要はなくなるでしょう。

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