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ゴールデンウィーク明け「休み気分」から仕事モードに気持ちを上手に切り替える方法

Shingo Hirono

2014/04/05(最終更新日:2014/04/05)


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by kevin dooley
 ゴールデンウィークは気候が良いこともあり、年間でも屈指の観光シーズン、仕事のことをしばし忘れて、のんびりフリータイムを楽しむ絶好の機会でもあります。それだけに、長いゴールデンウィーク明けは、なかなか仕事のエンジンがかからないもの。休み気分を引きずったまま仕事を再開しても、気持ちも体も思うように動かないにちがいありません。気持ちが整えば体はそれについて行くでしょう。ゴールデンウィーク明けにスムーズに仕事を再開するための気持ちの切り替え方、休み気分から脱却する方法を紹介していきます。

鍵は「15分」

 おすすめしたいのは、「いつもよりも15分早める方法」です。ゴールデンウィーク明けの朝、いつもより15分早く出勤することにするのです。15分早く出勤するためには15分早く起床しなければなりません。ですから、前夜に、目覚まし時計の設定時刻を15分早めるのです。いわば「プチサマータイム」のようなものと言えるでしょう。

 10分では「誤差の内」という意識になってしまいます。しかし15分にすると、誤差ではなくはっきり「いつもと違う」という意識を持って行動できるはずです。もちろん20分以上早めても構いません。要するに15分以上というのがポイントです。

 15分早く出社したら、仕事の準備を始めましょう。休みの期間中に溜まっているメールの確認をその時間内ですませるだけでも、大いに効果があります。そして、準備を終えて定時を迎える。その瞬間、完全に気分は仕事モードになっていると思います。

休みの最終日には仕事のことを考えない

 この「15分早める」方法のメリットは、休日の最終日に仕事のことを考えずにすむことです。「明日から仕事か」と、多くの人は連休最後の日、特にその夜に考え、ため息をつくものです。しかし「明日はいつもよりも15分早起きする」と決めておけば、その呪縛はかなり小さなものになります。

 つまり、「明日は早起きするのだから、仕事のことは起きたあとで考えればいい」という意識が生まれる。それだけでかなり気持ちにに余裕ができるはずです。たった15分が、前日の意識改革につながる。それがこの方法の、最も大きな効果と言えるでしょう。

出勤するまで、あえて「休みモード」からの脱却を意識しない

 通勤電車の中で、おそらく「これから仕事か。休み気分が抜けないなあ」と感じることでしょう。その時「これではいけない、早く仕事モードに切り替えなくては」と強く意識する必要はありません。切り替えるのは出勤してからでいいのです。会社に着くまでは「調子が出ない状態」で構いません。そのための15分作戦なのです。

 
 要するに、ゴールデンウィーク明け初日の始業時間に「仕事モード」に戻っていれば良いのです。前日からそれを考える必要はありません。休みも期間中は存分にオフタイムを楽しみましょう。そして「15分」で、気持ちのモデルチェンジをするのです。

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