1. 企業のマネージャー職の苦労を解消する2つの方法【任せるところは任せて自分を大切にする】

企業のマネージャー職の苦労を解消する2つの方法【任せるところは任せて自分を大切にする】

by HALDANE MARTIN
 企業のマネージャーというのは、最もきついポジションかもしれません。上からは無理難題を言われ、下からは会社に対する不満をぶつけられ、俗に言う板挟みを嫌というほど経験する羽目になるからです。ではマネージャーが苦労を解消するためには、どのような手段があるでしょうか。ここでは2つほど挙げてみたいと思います。

1. 部下に思い切って仕事を任せ、達成感を全員で共有する

 マネージャーは、仕事が忙しくなればなるほど、自分が前面に立つシーンが多くなります。特にプレイングマネージャーともなればなおさらです。自分が動かなければチームも動かないと考え、何とかチーム内でリーダーシップを取ろうとしてしまいがち。リーダーシップを取ることは、もちろんマネージャーにとって大切な役割です。マネージャーに統率力がなければ、チームは動きません。

 しかし、リーダーシップの取り方にもいろいろあります。忙しいときは、仕事を進めるために前面に立つことだけがリーダーシップであるという考えに陥り、実は部下は後ろで暇をしているということもあり得るのです。そして部下は、上司が帰らないからと、申し訳なさから残業に付き合っているのかもしれません。いつも前面に立って行動しているとしたら、思い切って部下を前面に立たせ、自分は部下の背中を支える役割に徹することも、リーダーシップの一つの取り方です。

 そして部下に自ら仕事を進め、達成する喜びを教え、実際にその目的が達成された時、部下もマネージャーも一つになって喜べるのではないでしょうか。

2. 「自分のための日」を作る

 マネージャーはいつも周囲に気を配る必要があるため、自分のことは後回しになりがちです。実際、業務中はマネジメントに追われ、自分が抱えている仕事は業務時間後に行うという人も多いのではないでしょうか。そして、マネージャーである以上、それはある程度仕方のないことです。常に自分を優先させることは、やはり管理職としては疑問符がついてしまう行為だからです。しかし、マネージャーも人間です。

 例えば1か月に1度は、部下に宣言して「自分のための日」を作ってみてはいかがでしょうか。ここで大事なのは、はっきり部下と周囲に宣言をする、ということ。「この日だけは自分は自分のために時間を使う」と宣言するのです。もちろん上司も含めてです。そしてそれ以外の日は、部下と会社のために最大限の力を出すようにします。

 この「宣言をする」という行為は、はっきりしていればしているほど、意外と周囲は認めてくれるもの。何となく、では周りには伝わらず、なぜ?という疑念を抱かせることになります。はっきりと宣言をしていれば、部下は「今日は上司に頼れない日だ」という自覚を持てるのです。

 そしてその日は周囲にお詫びをして定時に帰り、家族サービスに努めたり、自分の趣味に興じる。このことは、仕事のメリハリを生むことにもつながり、次の日からの部下への思いやりにもつながるでしょう。


 マネージャーの仕事は際限がなく、苦労にも限りがありません。しかし、ただつかれるだけの毎日は、生産性も落ち、いつもつかれているだけの人、と思われてしまうかもしれません。周囲にはっきりと自分の意思を示し、日ごろの苦労が報われる生活を送れるよう、任せるところは任せ、自分を大切にする時間を作りましょう。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する