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組織が経営戦略を決定し実行していく時に大切なポイント

Tobayashi

2014/04/03(最終更新日:2014/04/03)


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 組織で経営戦略を決める際には、一体どのようにして決めていけばよいのでしょうか。戦略の決め方によって会社の将来が大きく左右されるので、そのプロセスは疎かにはできません。しっかりとした過程を踏んで、戦略を決めることが肝心です。ここでは、会社がどのような戦略をどのように決めていけばよいのかという基本を説明していきたいと思います。

どの方向で目標を定めるか 

 まず企業の経営戦略を考える際には、どの方向で経営を進めていくのかという戦略を立てていかなければいけません。その際に、方向性を出していく基本的な考え方としては  「1,独自の商品・サービスによって経営を進めていく」「2,より勝ちやすい市場に進出していく」「3,売りたいターゲットを絞る」ということが大きく見ると考えられます。

1,独自の商品・サービスによって経営を進めていく

 ここでしか得られないという独自のサービスや商品があれば、顧客はそこに集中するので、他社の競合を抑えつつ、利益を大きく得ることができます。

2,より勝ちやすい市場に進出していく

 新興市場のこれから盛り上がりそうなところや、非常に調子がいい分野があるのなら、そこに進出すれば他の市場よりも勝ちやすく利益を得られる可能性が出てきます。ただし、ブームが過ぎ去ったりすれば売り上げも当然減りますので、どこで退くべきかの見極めが肝心です。

3,売りたいターゲットを絞る

 高齢者向けや男性・女性向けといったように、一定のターゲットを絞っていけば、どのような製品を売ればよいのかということがより絞りやすくなります。あとは、具体的にしたい事業や売りたい商品を大まかに決めていくのです。

予算・事業展開の場所・マーケティング

 一定の目標が定まったのであれば、それに向けての動きが必要になってきます。

 まず第一に必要な準備としては、マーケティングや事業展開のための下調べが必要です。顧客がどのようなものを欲しているかを調査し、どこに拠点を置くかで、拠点を作る際の土地の入手費用やその後の売れ行き、運送などの管理コストなどを練ることができます。 

 また、顧客の心理や動向をつかむために、アンケート会社などを利用して調査するのも1つの方法でしょう。アンケート会社は事前にどのようなことを聞けばよいのかというノウハウを持っているので簡単に質問の作成ができ、それにより顧客の心理なども簡単に分かることがあります。手間とコストが結果的に少なくなるかもしれませんので、利用を検討してみてください。

商品の開発・販売・管理 

 次に、実際に製品を作るといった段階になります。顧客の動向などを掴んだ上で、それに合った商品を展開するために実際にどのような商品であればよいのかという研究開発を行います。 

 その時には制作するための期間や人材の数、予算などを設定してください。いい加減な戦略によって納期に遅れてしまったり開発が延期になると、経営戦略の見直しや頓挫などもあり得ます。 

 そうなると、顧客の信用を無くしてしまう上に大きなコストが掛かってしまいます。リスク管理をしない会社は当然ながら生き延びることはできないので、しっかりとした戦略を練りましょう。 後は、販売する際にどのようなPRをするのかを決定していきます。また、製品の在庫の管理も害にコストがかかりますので、作りすぎたりしないようにあらかじめ、管理コストや処分方法も考えておいてください。 

 会社の規模や予算をしっかりと把握しながら、事業の展開のペース・方向性を定める必要があります。各部門の連携がしっかりと取れるように人材を把握しつつ事業展開を目指しましょう。

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