1. 社会人が留学をする期間をブランクにしないためのキャリアプラン

社会人が留学をする期間をブランクにしないためのキャリアプラン


 大学を出て社会に入り、会社に良くも悪くも慣れてくる20代後半頃には、このまま漫然と毎日を過ごしても良いのだろうかという不安や、自分は一生このままなのだろうかという焦燥感にかられることがあります。

 そんな時に「海外で自分の力を試してみたい」「これからは英語力を身に付けたグローバルな人材が必要なはず」という理由で海外に留学を考える人も次第に増えてきています。その時に必要な考え方をご紹介します。

覚悟があるのかを自分に問う

 厳しいことを言うようですが、その留学が帰国後に本当に役に立つとは限りません。生半可な気持ちで留学しても、異国の心細さで勉強どころではなくいたずらに時間とお金だけが減っていくことにもなりかねません。

 そして帰国後は留学する前の明確な目的と、その目的を達成できたかを面接で説明できることが求められますが、実際にはそれが転職先の担当者に伝わるかどうかは微妙なところです。グローバル化とは縁のない地方の中小企業であれば、遊びに行ったとしか思われない可能性もあります。

 もし自分が自分のキャリアに箔を付けたいという程度の気持ちであれば、むしろそれが転職活動の足枷になってしまう可能性すらあることをまずは覚悟してください。

留学先で何を学ぶか

 これまでのキャリアの延長上にある留学が、無理がなくおすすめです。社内で留学制度があればそれに応募するのが身分の安定という意味でも一番ですが、一度退職をして新たなキャリアを築くことを選んだのであれば、まずはホームページなどで情報収集から初めてください。

 例えば、これまでのキャリアで設計製図や法律を担当していたのであれば、異国ではどのように行われているのか知ることは素晴らしい財産となりますし、もちろんそこに語学という付加価値が付くことで、仕事の裾野は間違いなく広がります。学問として掘り下げていくことで講師業や執筆業に結びつくこともあるでしょう。

学んだことをどう活かすか

 大切なことは、帰国後にこの留学というキャリアをどのように活かすかをイメージしてから行動に移すことです。具体的に、帰国後はこの地域でこういう仕事を探したいという思いがあれば、あとはそれを逆算することで自分がどの国に留学し何を学ぶべきか見えてくるはずです。

 学生の頃とは違い自分が費用を出すことが大半ですので、社会人の留学にはそれだけの覚悟と重みがあることがうかがえます。その気持ちと留学の成果を前面に出すことでおのずと道は開かれるはずです。

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