1. 事業計画書を作成する時に役立つ基礎的な書き方

事業計画書を作成する時に役立つ基礎的な書き方

 新しく事業を始める場合に必須となるのが、事業計画書です。なぜこれが必要なのでしょうか。大きくは、出資者や協力者へのプレゼンと社内やチーム内の理解度を促進するためです。

 何の計画性もなく事業をするといっていないか、という懸念もあります。特に、新規のベンチャー企業は無名でしょうからなおさらです。では、どういったことに気を付けて事業計画書を書いていけばいいのでしょうか。 

基本的な項目 

 まず、事業計画書の基本的な項目をみていきましょう。事業計画書には、こうしなければならないという法律はなく、自分の裁量で書いていくことになります。会社内の新規事業の立ち上げなら、社内である程度決まった形式がある場合もありますから、それに従って書くほうが無難です。さらに出資を求めるのであれば、出資先に決まった形式がある場合もあります。その場合もそれに従って書きましょう。以下では、最低限これは必要だろうと思われる項目を挙げました。 

1. 主要な事業概要:その名の通り事業の概要を書く
2. 会社概要(新規の会社の場合):会社の経営方針や、業界内で何を実現していくのかを伝える部分
3. 製品とサービス:取り扱っている製品やサービスについて説明を記述する  
4. 市場分析の概要:市場内でどのような立ち位置にいるのかの説明をする
5. 戦略と実行方法:売り上げを上げるため計画とそのために必要な予算、それによって得られる成果を記述する
6. 経営概要:事業形態、経営組織の主要人物を記述する
7. 資金計画:製品の損益計算書や現金出納帳、スケジュール等を載せる

 最低限、この7つは書いたほうがいいでしょう。特に銀行などの出資者が気にするのは「採算はとれるのか」ということです。このあたりをいかに明確に示すかが鍵となります。 

レベルの高い計画書にするためにすること

 もう一歩踏み込んで、より良いものを書くために注意点を挙げていきます。よくありがちなことに、事業計画に自分のやりたいことばかり書いてしまう場合があります。

 出資者に対していかに自分たちの会社や事業が魅力的かを伝えようとするあまり、顧客目線を忘れてしまう場合があるのです。「お客様目線になりなさい」などと、上司に言われたことがある人もいるかもしれませんが、意外と忘れがちな考え方になります。 

 さらに重要なことは、これは「あくまで計画にすぎない」ということです。事業を始めると、思わぬ事態が数多く起こることが予想されます。計画書通りにいかない場面も出てくるでしょう。そんなときにいかに乗り越えるか、計画を実行していくかという柔軟性が大切です。事業計画書に振り回されないことも時には必要だということです。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する