1. ファシリテーションのスキル向上になるトレーニングの仕方とは

ファシリテーションのスキル向上になるトレーニングの仕方とは

by Mark Kao
 会議やミーティングなどを活発にするためのファシリテーション。その役割となるのは、大きく分けて、 話し合いの場をつくる意見をより引き出す出てきた意見をまとめる結論に導くの4つです。それぞれにスキルが必要となりますが、そのスキルを向上させるためにはトレーニングも必要となります。どのようなトレーニングをすれば、より効率よくファシリテーションのスキルを向上させることができるのでしょうか。

「場をつくるスキル」

 話し合いの場をつくるとは、単に参加者を集めればよいわけではありません。メンバー同士がよそよそしい雰囲気のままでは、なかなか活発な意見は出てきませんし、良いアイデアが浮かぶ土壌ともなりません。そこで最初に必要となるのは、場の雰囲気を和やかにするということになります。そのためには、コミュニケーションのスキルが必要になってきます。複数の人を相手に、和やかな雰囲気にするという経験があまりないようであれば、それなりのセミナーに参加するなどが必要になるでしょう。

「より多くの意見を引き出す」

 場の雰囲気が和やかになれば、参加者も発言しやすくなります。けれども、そのままでは良いアイデアや意見が出るとは限りません。そのためには触媒のようなものが必要になります。つまり、様々な考えが浮かぶようなキーワードなどが必要になるということです。参加者にそれを提供するというのは、実は難しいスキルにはなりますが、トレーニングで向上させることは可能です。

 たとえばマインドマップなどを利用することにより、自分自身の発想力と着眼力を高めることです。また、より多くの質問を投げかけることも大切です。参加者同士の会話の中で疑問点が出たら、それを聞いてみることです。そのためにも、より多様な視点を持てるようにします。

「意見をまとめる」

 様々な意見が出てくるなかで、話がまとまらなくなってきた時に手助けをする必要があります。ファシリテーションの役割として、今までの話を体系づけて整理するスキルが必要となってきます。そこで、ロジカルシンキングなどを学ぶことにより、そのスキルを向上させるためのトレーニングが必要になります。

「結論に導く」

 最後に、対立する意見などがあればそれを収束させる必要があります。問題解決でいうところの意思決定の場面です。これは、自分自身が意思決定のスキルを向上させて、アドバイスをすることになります。対立する意見のメリットとデメリットを表面化させて参加者に共有してもらうことが必要になりますので、普段からその両面をいかにリストアップさせるかのトレーニングが必要になります。


 以上のように、ファシリテーションのスキルは多岐にわたりますが、それぞれの要点を具体的に押さえることができれば、効率よく向上させることができます。ひとつずつ根気よく学ぶことが大切です。

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