1. 【一文の単語数はどれくらいがベスト?】外国人と英語で話す時に知っておくべきこと

【一文の単語数はどれくらいがベスト?】外国人と英語で話す時に知っておくべきこと

by Grand Parc - Bordeaux, France
 外国人に私達日本人の英語についての印象を聞くと「頭でっかち」という感想が返ってきます。その理由は、会話力が低いのに、やたら文が長いからだそうです。確かに日本語を話す外国人でもそれは同じで、文の構成が出来ていなくても完結に単語を並べてくれたほうが聞き取りやすかったりすることが多いでしょう。

 そして私達が英語の長文を読む際も、一文が短いと理解しやすいですが、長くなると何が書かれているのか解らなくなります。では、英語で話をする際に相手に伝わりやすい、一文の単語数とはどの程度なのでしょうか?

本で数える単語数

 普段、ネイティブが携わる書籍でどの程度の単語数が一文に組み込まれているのかというと、大体カジュアルな英文小説で、平均20単語程度。一般書は25単語程度、新聞は20単語程度、2歳児向けの絵本で5単語、読み聞かせ用のストーリーで15単語程度です。

 どれも一文30単語程の長い文章もありますが、前後を短くして全体のバランスを取っています。会話では15~20語程度ですが、接続詞等入ってくると一文が長くなってしまいます。論文を書くときなどは、平均を20単語程度にし、一文を長くしたり接続詞をコンマで区切ったりして全体のバランスを取ると、読むほうも心地よく読むことができるのではないでしょうか。

話す場合の単語数は?

 しかし、これが会話となると20語では少し長すぎます。特にネイティブスピーカーではない私達は文を長くすると相手が混乱する可能性もあります。従って平均を10~12単語程度に抑えると、スッキリした会話ができるようになるでしょう。

 そしてライティングの場合と同じに「Then」や「However」をコンマで区切ったり、「You know what?」や「That what I’m saying,」のように短いセンテンスを間に入れることで文章を引き締めましょう。そうすることにより会話全体に彩が出て相手の意識を惹きとめることができます。

ちょうどいい長さの文章の作り方

 日本語の文というのは平均すると英語の文に比べて長いそうです。したがって、日本語を脳内で英語にそのまま訳して構文を作ると、どうしても長い文が作成されてしまいます。日本語を頭で英語にしたときに、少なくとも2文に構成してアウトプットする癖を付けると簡潔でシンプルな文が話せるようになり、相手も受け入れやすくなるでしょう。

 例えば、日本語で「ブラウンさんに今朝お電話したのですがいらっしゃらなかったようなので、また後でかけ直してみます。」という一文を訳すと「I will call Mr.Brown again later because he wasn’t there when I called him this morning.」となります。これで16単語です。

 これを、このまま考えていたら時間がかかってしまうので、二つに分割すると「Mr.Brown wasn’t there when I called this morning, so I’ll try to call again later.」となります。さらに難しい人は3つに分割し「I called Mr.Brown this morning, But he wasn’t there. So I’ll try to call him again later.」とします。こうすると話す側も文にリズムが付けやすくなり話しやすいですし、聞く側も文章が理解しやすくなります。


 話すのに適切な文章の長さというのは、英語のレベルによっても変わってきます。英語力が上がれば上がるほど、話す方も聞く方も長い文章が苦にならなくなります。そうなることを目指し、コツコツ頑張りましょう。

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