最近では、朝礼を行う企業が少しずつ増えてきた。しかし、輪番で一言スピーチを述べることに悩みを感じている人も少なからずいるのではないだろうか。たった3分くらい、朝の挨拶して適当に話したら何とかなるかな。と、今まではどうにか朝の一言を切り抜けていたかもしれないが、ここはひとつ、せっかくの朝の一言を自己アピールの機会と思って、上司や同僚に「おっ!」と思わせる朝の一言を紹介しよう。
朝の一言に盛り込む旬なネタは新聞にあり
ネット全盛のこの時代で、徐々に新聞の購読者も減ってきている。しかし、新聞は旬なネタの宝庫。朝礼で話す朝の一言にはうってつけ。朝には読む時間がなく帰宅後に読んでいるという方も、朝礼の日だけは、朝の隙間時間に見出しだけでも一通り見ておこう。あとは朝の通勤途中にネットで中身を確認すればOKだ。
朝の一言に無難なニュース系とお役立ち系
朝礼のネタとしては、朝から晩までの一日を気持ちよく過ごせるような前向きな内容が良いだろう。朝のニュースでの凄惨な殺人事件が世間を賑わせている時だとして、その話題にさらっと触れたとしても、メインの朝の一言は別に用意することをおすすめする。
朝の新聞やネットのニュースから拾った話題を選んで、自分の考えを朝の一言として述べても良い。「駅前の定食屋は平日だけランチにデザートが付くんですよ。」というローカルネタも、朝の一言におすすめである。桜の開花の時期であれば、最寄りの公園の開花予定時期を調べておいて、懇親会のお誘いの告知を朝の一言として紹介すれば、ぐっと和やかな雰囲気になると思う。
順番さえ組み立てれば“一味違う”朝の一言に
朝の一言の持ち時間は、1~3分のことが多いだろう。いざ自分が前に出て朝の一言を話すことになった時にその時間は、何のプランもなく使うには長いと感じるはず。ましてや緊張すると人は早口になる傾向にある。順番としては、最初に軽く時事ネタかまたは自分のネタの順番がいいだろう。
そして朝の一言でメインの話題を話す際には、このネタで持ち時間の8割を消化できるよう話題を掘り下げておく。そしてオチとしては、年配の方が多い会社であればやはり仕事で朝の一言を締めることがおすすめだ。今日の仕事の目標でも良いので、今仕事で悩んでいることなどをさらりと朝の一言で話しておくと、あとで普段はあまり話すことがない先輩がアドバイスをくれることがあるかもしれない。
朝礼の一言を、面倒な当番だと思ってそれなりに流すことも可能だ。しかしせっかくなので自分自身をプレゼンする気持ちで、キラリと個性を発揮する場として活用してみると、新しい出会いやチャンスが巡ってくるかもしれない。
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