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Webサービスに用いられる3つの「マネタイズ手法」

藍原優

2014/04/02(最終更新日:2014/04/02)


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by Maco@redyellowredyellowblack.sky
 Webサービスを作成するときに考えておきたいこととして、どうやってマネタイズしていくかということが挙げられるかとおもいます。収益性の高いWebサービスを生み出すためには、マネタイズを考慮する必要があるでしょう。ここでは、Webサービスがマネタイズをするときに用いる3つの方法を紹介したいと思います。 

 広告を掲載して収益を上げる

 サイトに会社の宣伝などの広告を記載し、収益を得る方法がまず挙げられるでしょう。「純広告」「アフィリエイト」「PPC広告」という形に分けられます。純広告は、広告代理店や広告クライアントとの直接の契約に基づいて、バナーもしくはテキストリンクを設置するという形です。アフィリエイトとは、アフィリエイトプロバイダと契約し、そちらからバナーやテキストリンクを取得し、サイトに設置します。該当の広告をサイト閲覧者がクリック後、顧客が広告掲載サービスの購入などに至って収益となるケースが多いです。PPCは pay per clickの略で、顧客が該当のバナーやテキストリンクをクリックする度に収益となる方法です。しかしクリックあたりの単価は低いです。代表的なサービスはGoogleAdsenseなどがあげられます。このモデルに大切なポイントは、集客です。とにかくサイトに人を集めないと、広告がクリックされる機会も減り、収益も減ります。個人でサイトを立ち上げたばかりのころは、一日の訪問者が一人二人というのがザラで、そこを乗り越える辛抱強さが必要です。 

顧客から課金することでマネタイズをする  

 課金形式でのマネタイズの方法は、サイトやゲームなどに会員登録してもらい、月額いくらといった利用料金をとることです。ゲームでは、DeNAやグリーが有名と言えるでしょう。まず、無料で会員登録をしてもらい、ゲームが進んでいくと、課金を求めるものが多いです。こういったサービスで大切なことは、クオリティの高さです。今は、無料でも多くの情報やゲームが手に入る時代です。「有料なのだから、無料より良いものだろう」とユーザーは考えます。課金モデルを作るなら、常に既存のもののレベルを高く保たないと、ユーザーに逃げられてしまいますから、上級者に向けてのマネタイズといえるかもしれません。 

通販でモノを売り収益を上げる 

 通販で、本や衣服などを売り、それによって収益を上げるという方法も考えられるでしょう。この手のサービスですと、楽天やアマゾンが有名です。このマネタイズ方法で収益をあげようとすると、大手との競合は避けられず、苦しい戦いになるかもしれません。大手や競合の少ない商品を徹底的に分析し、ニーズを掘り起こす作業が必要です。


 ここでは、Webサービスでマネタイズを行う方法を紹介しました。マネタイズというとここで紹介したような方法が現在主流となっています。自分のサイトにどの方法が合っているのかよく考えてマネタイズ方法を考えましょう。

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