1. 名刺交換を求められた時に名刺を持ってない場合の対処法【2つのケースと善後策】

名刺交換を求められた時に名刺を持ってない場合の対処法【2つのケースと善後策】

by Ian Sane
 社会人にとって名刺を常に携帯するのは常識。名刺交換を求められた時に「名刺を持ってない」というのは、大きなマナー違反であり、実際の仕事に悪い影響を与えてしまうこともあります。しかし、様々な事情で名刺を持ってないということが、現実にはあります。そんな時はどう対処したらいいのか。名刺交換の場での対処法と、善後策について考えてみましょう。

ケース1:そもそも名刺を支給されていない場合

 ほとんどの会社は、対外的な仕事をする従業員に対して名刺を支給します。ただ、派遣などの場合、勤務している会社から名刺を支給されないまま、社外の人と接触するケースもあるでしょう。その場合、名刺交換を求められたら、「あいにく私は名刺を持ってないのです。申し訳ございません」と詫びて、自己紹介をすることになります。

 そうした事態を避けるために、対外的な仕事を与えられたら、その段階で、会社に名刺の支給を求めるといいでしょう。それが受け入れられないようなら、簡単な名刺をパソコンで作成して個人的に持つようにすれば、名刺交換の場で恥をかくことはなくなります。

ケース2:名刺を切らした、忘れたという場合

 これは社会人としてあってはならないミスですが、名刺を切らしたり忘れたりするケースも、現実にはあります。注意しなければいけないのは「名刺を忘れまして…」とは言わないこと。

 「持ってない」という状況は変らなくても、「申し訳ございません。あいにく名刺を切らしてしまいました」と詫びたほうが、相手の印象が違ってきます。「忘れる」という不注意より、「あると思っていた名刺が切れてしまっていた」という不注意の方が、相手にとっては容認できるからです。この場合も、しっかり社名と部署名、氏名を口頭で告げるようにしましょう。

善後策

 さて、ケース2で考えなければならないのは、善後策です。人によっては、「後日、詫び状を添えて名刺を先方へ郵送する」という方法を勧めることもあるようです。たしかに、丁寧な対処法という印象はあるでしょう。しかし相手の側から考えると、これは必ずしもおすすめできないように感じます。

 こちらにしてみれば誠意を見せたつもりでも、相手は「たかだか名刺1枚を、わざわざ郵送してくるなんて。送料は会社持ちだろうし」と、さらによくない印象を受けてしまう恐れがあるからです。いろいろな考え方はあるでしょう。しかし、相手がそういう悪感情を持つことを想定すれば、避けたほうが賢明なのではないでしょうか。

 ですから、名刺交換の際に「後日、改めましてお持ちいたします」と告げて、できるだけ早く次の機会を設けるように考えるのが、安全策です。その場で次回のアポイントメントを取ることもあります。その場合は、その「次回」の時に、「先日は大変失礼いたしました」と名刺を渡せばいいのです。


 
 最後に名刺を切らしたり、忘れたりしない対処法を1つ。名刺入れを2つ用意して、ポケットとビジネスバッグに入れておくようにすると、忘れることはなくなりますし、切らす可能性はずっと少なくなるでしょう。

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