1. あなた名刺の渡し方は大丈夫? 若手ビジネスパーソンが注意すべき「名刺交換」のマナー

あなた名刺の渡し方は大丈夫? 若手ビジネスパーソンが注意すべき「名刺交換」のマナー

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 名刺交換はクライアントの第一印象を左右する、ビジネスパーソンは必ずおさえておきたいビジネスマナー。

 大事な商談の場で失敗しないよう、「名刺を渡すとき」「名刺を受け取るとき」のマナーはしっかりと理解しておきたい。本記事で、自分の名刺の渡し方がマナー違反ではないか、今一度チェックしよう。

名刺交換前に確認しておきたい2つのポイント

 スムーズな名刺交換を行なうには、知識だけではなく「事前の準備」も重要だ。ここでは、名刺を渡す前に確認しておきたい2つのポイントを紹介する。

名刺交換前の確認ポイント①:名刺は汚れていないか

 商談に向かう前に、自分の名刺に折り目や汚れがついていないかを必ず確認しよう。清潔感に欠ける名刺は、先方に「だらしなさ」や「信用できない印象」を与えてしまう。

 お互いに気持ちよく挨拶をすませるためにも、商談前に必ず名刺の状態を確認する習慣をつけておくといいだろう。

名刺交換前の確認ポイント②:名刺入れはビジネスシーンに適しているか

 名刺交換の際、名刺の状態以外で気をつけたいのが「名刺入れ」だ。第一印象が重要とされるビジネスシーンでは、落ち着いた色の名刺入れを使うのが無難である。

 名刺交換の場面に好ましい名刺入れの特徴を以下にまとめた。

 どのような名刺入れを使うべきか悩んでいる人は、これらの要素を考慮して名刺入れを選ぶといいだろう。

ビジネスシーンで好まれる名刺入れのポイント

  • 自分の名刺と相手の名刺を分けて収納できる
  • しっかりマチがある
  • ブラック、ネイビー、ブラウンなどのベーシックカラー
  • 装飾の少ないフォーマルな形
 ポケットや財布から直接名刺を取り出すといったことがないように、必ず名刺入れを用意しよう

デキるビジネスパーソンの名刺の渡し方

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 名刺交換には一連の流れがある。スムーズな名刺交換を行なうためには、事前に最低限の知識を身に着けてく必要があるだろう。

 名刺交換前の注意点をおさえた後は、名刺交換の流れや注意点についてチェックしてみよう。

【名刺の渡し方】名刺を渡すまでの流れは?

 取り出した名刺は胸の高さで持ち、「株式会社○○、○○部の○○(自分の名前)と申します。本日は、どうぞよろしくお願いします」とお辞儀をする。次に、取り出した名刺を両手で持ち、相手へ渡そう。

 片手で名刺を渡してしまうなど、マナー違反な行動はぞんざいな印象を与える原因となってしまうため注意が必要だ。

 また、名刺を渡すときは、名刺の正面を相手に向けて差し出すことと、自分の指で名刺の文字を隠していないかを意識するといいだろう。

【名刺の渡し方】名刺交換は仕事の依頼者から

 名刺を差し出す順番は立場によって変わる。一般的には、依頼者もしくは訪問者の立場である人が先に名刺を差し出すのが基本マナーだ

 そのため、営業などで会社を訪問した場合は、自分から名刺を差し出すべきである。

 相手が先に名刺を渡してきた場合は、「恐縮でございます」と言って名刺を受け取り、「申し遅れ失礼いたしました」といった言葉を添えて自分の名刺を渡すといいだろう。

 この際、謙虚な姿勢を示すために「相手から受け取った名刺の高さ」よりも低い位置から名刺を差し出すことを忘れないようにしたい。

名刺を渡すときに注意する4つのポイント

  • 感じのよい挨拶を心がける
  • 名刺の正面を相手に向け、両手で渡す
  • 自分の指で名刺を隠していないか確認する
  • 相手よりも低い位置で名刺を差し出す

【名刺の渡し方】名刺の同時交換では「片手」になることも

 名刺を同時に交換する際は、名刺入れの上に自分の名刺を置き、名刺の正面が相手に向くようにして両手で持とう

 受け渡しの際は自分の名刺を右手で持ち、相手の左手側へ差し出す。相手も同じ動きをするので、相手の名刺は、名刺入れを持っている左手で受け取るとスムーズにいくだろう。

【名刺の渡し方】上司が名刺交換をしている間に人数分の名刺を出しておく

 複数人いる場で名刺交換をする際は、目上の人同士が先に名刺交換を行い、若手は一番最後に名刺を渡すのがマナーだ

 名刺入れから相手の人数分の名刺を取り出し、自分の順番が回ってくるのを待とう。

名刺の受け取り方で気をつけることは?

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 渡し方をおさえた後は、「名刺の受け取り方」について紹介していく。

名刺は両手で受け取り、商談中はしまわない

  相手から名刺を差し出されたら、「頂戴いたします」という言葉とともに、両手で受け取ろう。名前の読み方がわからない場合、その場で必ず名前を確認すること。

 また、受け取った名刺は名刺入れの上に乗せて、自分から見て左側に置こう。複数人と名刺交換をした場合は、役職が最も上の人の名刺を名刺入れの上に乗せる。

 その他の人の名刺は、テーブルの上に座席順に並べて置くようにしよう。名刺をしまわずに置いておくことで、商談中に相手の名前を忘れてしまってもすぐに確認することができるのだ。

 受け取った名刺をしまうタイミングは、目上の人や先方のタイミングに合わせればいい。受け取った名刺は会社情報や個人情報が詰まっているため、紛失しないようしっかりと管理することを心がけよう。

名刺を受け取るときのポイント

  • 両手で丁寧に受け取る
  • 相手の名刺をすぐにしまわず、名刺入れの上に乗せ、自分から見て左側に置く
  • 名刺をしまうタイミングは目上の人や先方のタイミングで

名刺を持っていないときは、どう対応する?

 商談の場に名刺を忘れることは、ビジネスパーソンとしてあってはならないことだ。

 しかし、ミスに対して柔軟かつ誠実な対応を行なうということも、ビジネスをする上で求められるスキルの一つであるといえるだろう。

 以下では、「名刺交換の場に名刺を忘れてしまったときの対処法」を紹介する。

【名刺を持っていないときの対処法】名刺を忘れてしまった/切らしてしまった場合

  名刺を忘れた、もしくは名刺を切らせたまま名刺交換の場に伺ってしまった際は、「申し訳ございません。あいにく名刺を切らしております」と、名刺交換の冒頭で謝罪をしよう

 相手の名刺を受け取った後は、商談に支障が出ないよう「自身の社名」「部署名」「氏名」を口頭で告げることが重要だ。

【名刺を持っていないときの対処法】名刺が支給されていない場合

 ほとんどの会社は、対外的な仕事をする従業員に対して名刺を支給する。

 しかし、新入社員や派遣などといった雇用形態によっては、会社から名刺を支給されないまま、社外の人と接触することもある。

 その場合は、名刺を持っていないことを相手に伝えて謝罪し、自己紹介へと移ろう。

 ただ、このような事態はあまり好ましくない。そのため、対外的な仕事を与えられたら、その段階で会社に名刺の支給を求めるといいだろう。大半の会社は名刺を用意してくれるはずだ。

 どちらのケースであっても、名刺交換の際に「後日、改めましてお持ちいたします」と告げるのが無難な対応だといえる。

 次回のアポイント時に「先日は大変失礼いたしました」と名刺を渡せば、前回の印象を多少なりとも払拭することができるだろう。


 ここまで紹介したように、名刺交換にはさまざまなマナーがあるが、なによりも大切なのは「失礼のないように対応すること」。

 名刺交換におけるマナーをしっかりとおさえ、ビジネスパーソンとしての正しい振る舞いを身につけよう。

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