1. 長い期間在籍していた企業から転職する際のポイント【人脈と引き継ぎ】

長い期間在籍していた企業から転職する際のポイント【人脈と引き継ぎ】

by sⓘndy°
 転職する際は社会人としてのマナーを守り、円満に退職したいもの。特にその職に長い期間勤めた場合は、なおさらその配慮が必要になるでしょう。ただ、円満に退職するだけでなく、転職後にもプラスにするためにはどうしたら良いのでしょうか。ここでは人脈と引き継ぎに焦点を当てて話していきます。

人脈は財産

 長い期間同じ企業に勤め、キャリアを積んだ場合、そこで培った人脈は大切なものです。社内、社外問わず、人脈は転職後にも十分生かすことのできる財産、企業人にとっての宝物と言っていいかもしれません。

 まず社内で、これまでお世話になった人には、転職が決まった段階で早めに挨拶するようにしましょう。こういうことは、人づてに「噂」として耳に入るより先に、本人から直接報告されるとうれしいもの。最後の印象が大変よくなります。

 社外の関係者に対する挨拶も同様。可能な限り直接会って挨拶すること。その際、「長い間本当にお世話になりました」と謝辞を表し、「転職先が決まりましたら、また改めてお知らせいたします」と付け加えましょう。社交辞令で言うのではありません。実際に、正式に新しい仕事が決まった段階で挨拶状を作成し、関係先にできるだけたくさん送付するのです。

 財産である人脈を、転職後に生かすためです。転職後に挨拶状を送りつけるだけではなく、その前に直接会って報告し、お礼を伝えておくこと。社会人としてマナーというだけではなく、最後の印象を良くしておいた方が、後のメリットが期待できるのです。挨拶状は、社内の人にも送付するといいでしょう。

引き継ぎ

 前職の期間が長ければ長いほど、仕事の引き継ぎも大切になってきます。後任者が決まるタイミングにもよりますが、可能な限り時間をとって、しっかり引き継ぐようにしましょう。マニュアルを作るなり、チェックリストを作るなりして、可視化した資料をテキストにして引継ぎをすると効率的です。

 社内の異動と違い、転職者は退職してしまえば、もうその職場を訪れることがなくなります。後任者が仕事について、その手順や対応について疑問を抱いても、前任者に確認することはできません。場合によっては、元同僚や上司から電話で問い合わせがくるというケースもあるのです。

 これは先方にとって困った事態ですし、こちらにとっても好ましいことではありません。新しい仕事をに専念するためにも、引き継ぎは「完璧」を目指して行うようにしましょう。その際、同僚や上司にも作成したマニュアル資料を渡しておくと、後任者をフォローしてもらえるでしょう。


 いずれにしても、長い期間勤務した会社を辞するときは、退職までの準備期間を同じように長くとるべきです。事情によっては十分な時間がないこともあるでしょう。その場合でも、時間を最大限有効に使って、準備をするようにしましょう。丁寧な引継ぎをし、人脈をきちんと保ったまま職を辞すこと。それは転職後の自分のためでもあるのです。

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