1. [面接で問われる問題の解決方法]フェルミ推定を使った解決とその練習の方法

[面接で問われる問題の解決方法]フェルミ推定を使った解決とその練習の方法

by staceysvendsen
 フェルミ推定とは、正確な答えが出しにくい事が分かっている問題に対し、複数の情報を元に短時間で推定することを言います。これは主に大学生に必須の能力として考えられ、企業の入社試験で使われる事も多く、面接でこれに関した問題が出されることも少なくなりません。ここでは、フェルミ推定を想定した練習方法についてご紹介していきたいと思います。



【1】「シカゴではピアノの調律師は何人いるか」という例


 フェルミ推定において、一番有名な例に、「シカゴではピアノの調律師は何人いるか」という例があります。時にはこの問いに関する答えを知っている人もいるかもしれませんが、大抵の人はこの質問に答える事ができないと思います。

 
このような場合は、これらの情報からある程度の結果を導き出します。まず与えられた情報に対して知識と予測から、以下の様なある程度の仮定を作り上げます。

・シカゴの人口を300万人として、世帯に付き人数が平均3人程度

・10世帯に1台の割合でピアノを保有している世帯がある

・ピアノの調律は平均年1回

・律師が1日に調律するピアノの台数は3つ

・週休は2日

 とし、調律師は年間250日程働く

すると、シカゴの世帯数は300万÷3で100万世帯程度、ピアノの総数は100万÷10で10万台ほど、つまりピアノの調律は年間10万件行われることになります。そして、1人のピアノの調律師は年間250×3で750台程度の調律をすることにします。したがって、10万÷750台で130人程度が調律可能という事になります。

 フェルミ推定で見ているポイントは、結果でなく論理的思考です。そのため、問いからある程度予測をしてそれに対して解決する能力が問われます。



【2】フェルミ推定の練習方法


 フェルミ推定の問題では、実際にどのように相手に問われるか厳密に考える事は困難です。そのため、似たような例文をこなすことで論理的思考を導き出す方法が有効です。何問か例文をこなして練習していくうちに、それに対する次第にパターンが見えてきます。



 有名な問題には「東京都にはマンホールがいくつあるか」「富士山を動かすには何年かかるか」「日本に蚊はどのくらいいるのか」「長野県にそば屋は何件ぐらいあるか」などの問題があります。また、あくまでフェルミ推定は論理的解決能力を問われる問題ですが、東京の人口や富士山の重さなどはある程度の知識が必要になるため、幅広い範囲の知識を常に取り入れる必要性があります。いつ聞かれてもいいように、日々訓練しておきましょう。


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