1. いくらぐらいが目安? 歓迎会で支払う寸志の金額

いくらぐらいが目安? 歓迎会で支払う寸志の金額

by iandeth
 歓迎会でもてなされる側のマナーとして、寸志を渡す場合がある。寸志とは、歓迎会や送別会の際に送る気持ちである。歓迎される側も「費用の足しに使ってください」と寸志を渡すことで、円満に歓迎会を開く事ができる。寸志は様々な場面で渡す機会があるのだ。渡す機会を間違えないように寸志の意味から紹介しよう。

寸志とは

寸志の意味は「少しの気持ち」や「心ばかりの贈り物」

寸志の意味は「ほんの気持ちですが」と一言と共に添えて渡す、少しのお金あるいは品物という意味になる。お世話になった人に対して、お礼の気持ちを渡す際に用いられるのが、「寸志」なのだ。

 食事会や忘年会など、ビジネスマンに多く訪れる機会でも、ほとんどの場合で主賓も寸志の意味を知ったうえでビジネスマナーとして寸志を準備してくる。

目下の人が寸志を目上の人に渡すのはタブー

 寸志とは基本的には、目上の人が目下の人に寸志を渡すのが常識として慣習化している。つまり、いくら主賓とはいえ歓送迎会や飲み会の場で目下の人間が寸志を渡す必要はなく、お礼については別の形で表すのが寸志のルールだ。

 もし自分が幹事として食事会や忘年会で寸志の対応を行う必要がでた際、上司や先輩から寸志を渡された場合は、拒まず寸志を受け取ることがマナーだ。

 社会人になって間もない段階で寸志を受け取った場合は、寸志の対応に困ってしまうこともあるだろう。だがこのように寸志の意味をしっておけば、寸志に関することで恥をかくことは少なくなる。

寸志の金額の相場

 寸志を包むにあたって一番悩むのは金額だろう。寸志を包む無難な金額は、5000円や10000円程度ではないだろうか。これは、お札は1枚の方が管理がしやすい、ということや、綺麗にのし袋に収まるという意味がある。また、事前に会費について知らされた場合は会費丁度、もしくは会費より少し多めの金額を寸志に包むことがよいだろう。転職者や、上司として異動してくる場合は、多めに寸志を包む場合が多いようだ。

もので寸志を渡すケース

 寸志を現金で渡すことがはばかられる場合もあるかと思う。現金を寸志に包んで渡してしまうとかえって寸志が重荷になることもあるだろう。ものを寸志として渡すことで、相手の精神的な負担を減らすこともあるようだ。その場合は、寸志で渡そうと思っていた金額で買えるような全員で利用できるものや、実用的なものを寸志として渡すといいだろう。

不祝儀ののし袋か白封筒に「寸志」と表書きを

 現金を包むのは不祝儀ののし袋か白封筒など控えめなものにし、「寸志」と表書きをしよう。寸志を渡すタイミングは難しいが、歓迎会のスタッフが寸志をまとめて預かったり、寸志を渡す合図をくれるといったこともあるようだ。

寸志をいただいた場合

 司会者や幹事は歓送迎会の途中で「○○さんより、御厚志を頂いております」などと、寸志を披露するのがマナーである。「寸志」ではなく「御厚志(ごこうし)」と表現するのは、寸志という言葉そのものが公では使わないという暗黙のマナーだからだ。また寸志という言葉のほかに「御芳志(ごこうし)」という言葉を使用することもある。

寸志を頂いても本来は何も返さなくても良いが、感謝の気持ちを少しお返しする方がいいだろう。寸志のお返しは、菓子折りやお礼状などが一般的なようだ。


 ここでは、歓迎会で寸志として渡すべき金額について紹介した。寸志を用意することで、その後の人間関係もスムーズになるのではないだろうか。ここで紹介した寸志のルールをぜひ参考にしてみてほしい。

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