1. 退社や異動が決まったあと短い日数でスムーズな引継ぎをする方法

退社や異動が決まったあと短い日数でスムーズな引継ぎをする方法

by k_hiramatsu
 定年退職までその会社を勤め続けることがなければ、いつかはこの会社とも別れる日が来ます。地元にUターンして親孝行したいという思いや、今の会社に対する不満で既に別の会社への就職が決まっている場合、もしかするとこれから独立して開業を予定していることもあるでしょう。


 どんな理由であれそれが自分で決めた理由であれば、今の会社で年を重ねることを選ばなかったというマイナスな印象を受ける人も周囲にはいるでしょう。そんな時に、最後の御奉公という気持ちでスムーズに業務を引き継げる努力をすることで、周囲があなたに受ける印象はガラッと変わってきます
。


【1】何を用意するか

 
まずは、引き継ぎ書類です。口頭で説明しても、あとで言った言わないの話は絶対に出ます。「とはいえ大きなプロジェクトを抱えていたわけでもないし、日々の雑多なことをどこまで言葉にしたらいいのか分からない」と思われる人もいるかもしれませんが、それは思いついたことをすべて記載してください。


 例えば「この取引先は気難しくて何度も足を運んだ。結果としてはたまたまお伺いした時に「○社の不手際を当社でカバーした際に喜ばれて信頼を得て、現在に至る。」などといったことまでです。担当が変わることで先方はこの会社自体を不安に思うかもしれません。そういう時にも「これまでと同じことが出来ますよ」という空気感を後任者が出せることで先方も安心するものです。そのための協力は惜しみなくしましょう。



【2】実際に一緒に経験する

 
自分に残された引継ぎの時間は短いものかもしれません。しかし、1日や2日でも十分なので出来るだけ後任者と一緒に仕事をして下さい。一般的なPC作業の中でも、例えば「この処理をExcelで行う時には、数字は必ず半角で入れないと処理の時にエラーが出るので気を付けて下さい。でもこのセルの数字は住所なので全角で入れてくださいね。」などといったことを直接教えてあげると理解がスムーズです。


【3】「何かあったらいつでも連絡を」の一言


 退職日までは給与も出るでしょうし、あなたはこの組織の一員ですからもちろん会社のために尽力する義務があります。しかし早ければ退職日の翌日より転職先で勤務していることもあるでしょうし、そうではなくても次のステージに向けて動き出しているわけですから、もうこの会社とは無関係だと思う気持ちも分かります。


 しかしそこを抑えて「ひとまずこの時点で思いつくことは全てお伝えしましたが、何かお困りのことがあればいつでも連絡をください。」の一言を是非添えてみてください。だからといって頻繁に連絡が来ることは考えにくいですが、少なくともそう言ってもらえたことで後任の方の不安は和らぎますし、会社としても悪い気持ちはしません。

 

長い人生、どこで何が繋がってくるか分かりません。同業種であればまたどこかで繫がることもあるでしょう。終わり良ければすべて良し、スマートな後ろ姿を残してくださいね。


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