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自社に昇給の交渉をする際にやっておきたいこと

Kazuhiko Tanabe

2014/03/29(最終更新日:2014/03/29)


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by alandot
 会社で働いていれば、昇給や昇進は誰でも望むことだと思います。やはり、給料が増えるのは嬉しい事です。大抵は、会社の賃金規定などに則り、会社側が判断しての昇給という事が多いかもしれませんが、企業の中には、自分の昇給を交渉出来る様に文書等で提出するようなシステムが用意されている会社もあります。その場合、どのように交渉すればよいのでしょうか。

会社の社風や方針に沿った内容の文章を

 往々にして、自分に誇りを持ち過ぎている人と言うのはあまり上司から好かれないでしょう。ですから今回の文書においても、自分のアピールポイントだけを述べる事は控えた方が賢明です。もちろん、昇給を交渉するのですから本質的には、自分にはそれに見合うだけの能力がある、という事をアピールする訳ですが、自分の能力だけではなく、自分がどれだけ会社に貢献してきたか、或いは貢献出来るかという事をアピールするようにしましょう。加えて、会社の社風や方針に沿う必要があります。どれだけ自分がこういった事に貢献が出来ます、と交渉しても、それが会社の社風に沿っていなかったり運営方針から外れてしまっていれば、提出された側も魅力を感じることはないでしょう。ですから、会社が力を入れている事に対して的を絞った内容の意識するようにしましょう。

他人や他社と比較しない

 例えば、「どの部署の○○さんは、自分と同期なのに既に昇給している」と言った様に、他の人の状況に触れる事は決して書かない様にしましょう。また、他社の昇給のシステムなど、今の先進的な企業は…というように、他の会社の状況などに触れる事も厳禁です。あくまでも自分がどうなのか、という事にとどめておきましょう。規定で上がっていく訳ではなく、昇給というのは会社全体の人件費や個々のモチベーションなど、様々な角度から分析して結論が出されているものです。他人や他社の状況などは、担当部署や上司も聞きたくない事でしょう。

最後に

 いずれにしても、文書で昇給を交渉出来る様な企業というのは、ある程度社風がオープンである事が予測されます。ですから是非、上手く会社の社風などを分析し、利用する様にしましょう。

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