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資金調達の相談の仕方と知っておくべき基礎知識とは

Kazuhiko Tanabe

2014/03/29(最終更新日:2014/03/29)


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by ec_osaki
 会社を新たに設立する際や、会社における資金繰りが難しくなった場合には、資金調達をしなければなりません。
しかし、資金調達といっても初めての場合は疑問があったり、どのように資金調達を行えばよいのかわからないことも多いでしょう。
ここでは資金調達を得るための相談の仕方について書いていきたいと思います。

資金調達の相談は誰にすればいい?

 資金調達に関する相談をする方法にはいくつかの種類があります。
例えば、資金調達相談サービスを実施している会社を利用することが挙げられます。
また、資金調達コンサルタントを利用するのもよいでしょう。
相談にかかる費用なども重要ですが、いずれにしても信頼できる相談相手を探すことに最も出力すべきだと思います。
開業当時から親しい税理士がいるのであれば、まずはその税理士に相談してみることもおすすめです。
何か資金調達についてのヒントが得られる可能性もあります。

資金調達の基本的な方法

 主に資金調達の方法には大きく融資と投資に分けられます。
融資はお金を借りる事を言い、決まった期日に元本を返済していきます。
元本を返済する際には、もちろん利息も払わなければなりません。
事業が上手くいくにしてもいかないにしても返済の義務があるため、万一返済を怠れば法的措置を取られる可能性もあります。
しかし、投資には返済義務はありません。
投資は第三者から出資してもらう事になるため、その事業が上手く行った場合には配当を得る権利が生じますが、上手くいかなかった場合には返済しなくてもよいのです。
出資者はお金が戻ってこないリスクを受け入れた上で出資しているためこのような構図が出てきます。

最後に

 こう見ると、一見投資で資金を調達した方が有利なようにも見えますがデメリットもあります。
投資の場合には、返済の義務が無い代わりに、自社の株式、会社の所有権を出資者に対して渡さなければなりません。
渡す株式の割合によっては、会社の経営に関する発言を受け入れることが必要な場合もあります。
逆に融資であれば、返済の義務はあるものの、経営権を渡すことは無いので経営に口を出される事はありません。

資金調達を行う際には、事前にメリット、デメリットを踏まえた上での資金調達が重要です。
それらを考慮した上で、計画的に資金調達を行い、計画的に返済していくことで、企業の価値を落とす事なく上手に資金繰りを行っていきましょう。

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