1. 【マネジメントを行いやすくする】PDCAサイクルを回す時のポイント

【マネジメントを行いやすくする】PDCAサイクルを回す時のポイント

by Dave Dugdale
 PDCAとは、目標達成のために計画をたて(PLAN)、実行し(DO)、検証し(CHECK)、改善する(ACTION)という、目標を効率よく達成させるための考え方です。この考え方を採用すると、目標がサイクル通りに計画、実行、検証、改善されたときには、次の目標をより高いものにできるという、螺旋階段を上っていくようなレベルアップが期待できます。

 そしてPDCAを回すことで、メンバーの業務の質も上がり、マネジメントをより円滑に行うことが可能となります。では、その秘訣はどこにあるでしょうか。

ポイントを検証(CHECK)と改善(ACTION)に置く

 PDCAは継続して全体のレベルアップを続ける作業です。そのことで、マネジメントも円滑に進めることができるようになります。マネジメントを円滑なものとするための最も大事な点は、PDCAの検証(CHECK)と改善(ACTION)をそのときの状況に合ったものにする、ということです。検証から改善の本来の姿というのは、問題点が発見された時、その問題点が問題点ではなくなり、結果的にプラスの効果を生み出します。

 しかし、検証があまりに現場の実情とかけ離れたものだったり、もしくは的を得ていないとしたら、どうでしょう。その場合は、改善後もプラスになるのではなく、横にそれたり、あるいは最悪の場合、本来の目標よりも下に着地することになってしまうのです。その時は計画から検証、改善すべての過程が終了しているため、「実は目標より下振れしている」ということに気づきにくいのです。

 その状態で次の計画を立てると、その計画は螺旋階段を上がるのではなく、「その後にやってくる検証をうまくクリアするための計画」になってしまいます。そうなると、PDCAを行うことは、重箱の隅をつつくだけで、結果的に目標を見失った状態で進むことになってしまうため、マネジメントもままならない状態になります。よって、この点には留意が必要です。

リーダーが検証・改善作業を常に目標に向かったものに修正する

 検証と改善作業は、決してその時の理想状態にならなければいけないものではありません。もちろん理想状態に近づけるような努力は必要ですが、あくまでも目標に向かった計画達成のために行うのです。

 極端に言うと、もし改善せずとも計画の達成が可能であれば、改善は必要なく、次の段階で目標レベルを上げればよいだけなのです。よって、検証・改善段階では、リーダーが常にそれが計画達成に向けてのものかどうかを見極め、必要により修正することが必要となります。もしくは、メンバーに検証の意味を今一度再確認し、検証のための検証にしないことも、この弊害に対する有効な対策でしょう。これにより、PDCAの意味がよりメンバーに浸透し、マネジメントが行いやすい環境となっていくでしょう。

 
 以上、マネジメントを行いやすくするためのポイントを紹介してきました。チームリーダーは、目標達成に向けてチームが一丸となって進んでいくためにも、こういったことを頭に入れながらメンバーを動かしていくべきでしょう。

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