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会議で他の参加者の印象に残るような意見を発表をするために意識しておくべき3つのコト

Shingo Hirono

2014/03/31(最終更新日:2014/03/31)


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 会議の質を高めるための重要なポイントは、自らが積極的に意見を発現すること。会議の熱は一人でもやる気がある参加者がいることで高められ、発言が発言を読んで活発な議論にまで発展していくでしょう。

 誰かが発言するのを待っているようでは、会議に参加している意味はありません。受け身の姿勢で会議に参加するのではなく、積極的にかかわることで会議を他人事ではなく自分のものにしてしまいましょう。そこで今回は、会議で自分の意見を発表するときのコツについて紹介します。

意見の中心となるアイデアをはっきりさせる

 会議で意見を発表する時は、その意見で何を伝えたいのかというアイデアをはっきりさせることが重要です。中心がどこにあるのかわからないような意見は、どれだけ熱を込めて伝えたところで相手に伝わるはずがありません。

 何をどのようにしたいのか、というアイデアをはっきりさせておけば、他の参加者もあなたの意見に熱心に耳を傾けるようになり、意見を表明がすること有効な手段として機能するようになります。

意見はシンプルに

 複雑な主張は相手に伝わりにくく、誤解されてしまう恐れもあります。意見を発表する時はなるべくシンプルにまとめ、テーマを一言で説明できるようにしておくと、効果的に意見を発表できるでしょう。

 シンプルな意見の便利な点は、主張の一般化がしやすいこと。あなたの意見がシンプルなものであれば、その意見を聞いた人は自分の身に置き換えて主張の内容を想像し、具体的な成果をイメージしやすくなります。

 あなたの意見が採用される事でどのような変化が起こり、それが自分にどういう風に関わるのかを聞く人にイメージさせることを目指して意見発表の準備をしておきましょう。発表する際に具体例を提示しておくと、あなたの意見の具体的な効果をより掴みやすくなります。その例が参加者にとって身近なケースであればより一層効果は高まります。あなたの意見の質を高めるためにも、具体例を挙げて発表できるように準備しておきましょう。

発表の構成は三段階で

 発表のやり方ひとつで印象は大きく変わります。最も効果的な意見発表の構成は三段構成といわれています。まず最初の段階では、意見の核となるアイデアをシンプルに説明しましょう。堂々とした態度で自信たっぷりに発表すると、聞く人に信頼性と安心感を与えることができます。

 次の段階では盛り上げを意識します。意見が採用されることでどのような利益が生まれどの程度の成長が見込めるのか、それを具体例を交えて説明することであなたの意見に賛同する人が現れ、発表への注目度も増していきます。

 最終段階では、あなたの意見が持つ意義を説明し、どれほど有意義なものかをアピールしてください。この意見が採用されることで組織にどのようないい影響を与えるのか、アイデアがどれほど論理的で素晴らしい物なのか、それをうまく説明することができれば、あなたの意見に反対する人はいなくなるでしょう。

 
 会議で意見を発表するのはとても重要なこと。意見の積み重ねで会議が成立している以上、まったく誰も意見を発しない会議というのはあり得ません。どのような意見を発表するにせよ、重要なのは事前の準備と練習です。前日までには必要な資料をそろえ、必ず事前に練習をしておきましょう。

 会議の発表程度で練習?と思うかもしれませんが、一度でも練習をしていると本番で落ち着いて発表できるようになります。いつも緊張してうまく発表できないという方は、事前に練習をしておきましょう。

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