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面接の時間を勘違いしてしまった時の対処法【ピンチをチャンスに変える】

U-NOTE編集部

2018/08/21(最終更新日:2018/08/21)


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面接の時間を勘違いしてしまった時の対処法【ピンチをチャンスに変える】 1番目の画像

 面接を受ける際、「時間厳守」は言うまでもないこと。

 しかし、複数の会社との面接を控えている場合、面接時間を勘違いしてしまうこともあるだろう。

 面接時間を勘違いしてしまったときは、社会人として落ち着いて行動することが大切。

 今回は、面接の時間を勘違いしてしまったときの対処法について紹介していきたい。

面接の時間を勘違いしてしまったときの対処法

【面接時間を勘違いしたときの対処法】面接時間より早すぎる時間に到着しても安心しない

 遅刻してしまったのか、遅刻ではなく約束の時間よりも早く到着してしまったのか。面接時間を勘違いしている場合のケースは2種類あるだろう。

 面接時間よりも早すぎる時間に到着しても、決して喜べることではない。

 なぜなら先方の面接官からしてみれば、面接時間より早くても遅くても「約束していた時間を間違えた」ことには変わりはないからだ。

 面接時間よりも早く到着してしまうと、対応するために仕事を中断するなど、面接担当者の仕事のペースを乱すことになる。

 約束していた時間よりも早く到着してしまった場合、下記のような対応をしてほしい。

面接時間を間違えて「早く到着してしまったとき」の対処法

  • 早めに到着してしまったら、面接5分前までオフィス周辺で時間を潰す
  • オフィスに行ってしまった場合は「申し訳ありません。約束していた○時の5分前にまた伺います!」と素直に謝る

【面接時間を勘違いしたときの対処法】面接時間を勘違いしていたことを素直に詫びる

 まずは先方の手を煩わせたことや、面接の時間を勘違いしていたことを「とにかく素直に謝る」ことが大切だ。

 面接時間を勘違いしていたことで遅刻が生じてしまったり、面接を放棄してしまったりしたときには、さらに深くお詫びしよう。

面接時間を間違えて「遅刻・すっぽかしをしてしまったとき」の対処法

  • 電話で面接時間を勘違いしていた旨を素直に謝罪する
  • 「採用担当者の〇〇さんはいらっしゃいますか?」と受付の人に尋ねて、担当者に面接を再設定してもらえるかどうかを確認する

【面接時間を勘違いしたときの対処法】言い訳せず、自分の非を素直に認める

 言い訳がましく自分を弁護するのはNG。

 自分の非は素直に認めて、先方から叱咤を受けたときには受け止めることが重要だ。

 面接担当者からフランクに質問されるなど、機会があった場合にのみ面接時間を勘違いしてしまった理由を手短に説明してほしい。

【面接時間を勘違いしたときの対処法】面接の日程変更をする場合は?

 また、事前に面接時間を勘違いしていることに気づくこともあるだろう。

 面接日に外せない予定が入ってしまっていた場合には、面接日の調整ができないかどうかを以下のように電話で確認してみてほしい。

【例文】転職面接の日程変更を電話で連絡するとき

  • お世話になっております。〇〇と申します。

    〇〇日に予定されております、面接について連絡いたしました。
    お忙しいところ恐れ入りますが、中途採用のご担当者さまはいらっしゃいますでしょうか?

    (電話の相手が替わる)

    お世話になっております。
    〇〇日〇〇時から面接の予定をしております〇〇と申します。

    〇〇日の面接の件ですが、都合により急遽伺えなくなってしまいました。

    大変恐縮ですが、もしよろしければ面接の日程を変更していただけないでしょうか。

    ○日は終日、○日は○時以降でしたらいつでも大丈夫です。
    御社のご都合はいかがでしょうか。

    (相手が希望日程を回答する)

    それでは○日でお願いいたします。

    この度はご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
    ご対応いただき、ありがとうございます。

    当日は何卒よろしくお願いいたします。

面接の時間を勘違いしてしまったときの対処ポイント

面接時間を勘違いした場合、面接官が見ているポイントとは?

 面接時間を勘違いしたことに対して、面接官はどう考えるだろうか?

 きっと、待たせたことやすっぽかされたことに対して単純に腹を立てるというよりは、「仕事においても同じようなミスをするのではないか?」と考えるはずだ。

 言い方を変えれば、「仕事上で同様のミスを犯したときにどのような対処をするか」というところを見ているということになる。

 人間誰しも、ミスを起こしてしまうもの。面接官も当然それは分かっているはずだ。

 しかし、時間を勘違いするという致命的なミスに対して、何のお詫びもしないのはビジネスパーソンとしてあるまじき行為。

 時間を勘違いするというミスを見逃すようでは、仕事上でも何かミスをしたときに乗り越える力はないと判断されてもおかしくないのだ。

面接時間の勘違いを誠実に対処して、ミスをチャンスに変える

 アメリカ第16代大統領のエイブラハム・リンカーンの言葉に以下のようなものがある。

 「あなたが転んでしまったことに関心はない。そこからどうきみが立ち上がるかに関心があるのだ」

 ミスに対して誠実に対処できるかどうかで、ミスをチャンスに変えることができる。面接時間を勘違いしてしまっても、ぜひポジティブに捉えて対処してほしい。


 面接の時間を勘違いしてしまった時の対処法を紹介してきた。

 人間誰しも間違いはあるもの。大切なのは、ミスをしてしまった後の行動。

 本記事で紹介したことを心がけ、面接時間の勘違いという大きなミスを乗り越えよう。


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