1. 面接で自己PRをする時に知っておくべきマナー

面接で自己PRをする時に知っておくべきマナー

by Adam Chamness
 面接の自己PRの場では、アピールになるのであれば何を言っても良いというわけではありません。誰に、何を、どのように伝えるか、またその伝えた内容や伝え方によって誰にどんな影響があるのかということまで考える必要があるからです。お互い初対面で信頼関係がまだ構築できていないのが面接の場です。そんな面接において自己PRする際に最低限知っておくべきマナーを解説していきます。

不用意な主観的表現とネガティブ表現は控える

 自己PRでは、自分をアピールする意識が強くなり表現が少し誇張気味になってしまったり、他社やこれまで所属していた会社を批判してしまう人がいます。極端な例ですが、自己PRを語る中で「向上心の高い私はより挑戦できるフィールドを求めています。これまでの会社ではチャンスをくれませんでしたが御社では~(続く)」と話したとします。こうしたPRは面接官によっては、向上心がどのように高いのか、またなぜ高いと言えるのかは分からないと捉えられてしまいます。その発言を支える根拠の無い主観的表現はむやみに使ってはいけません。

 また、“チャンスをくれませんでした”というのは、自分でチャンスを作り出せなかったのではと思われたり、実績を残してこなかったから信用がなかったのではとも捉えられてしまいます。もっと言うと、今後も会社や上司の方針を陰で悪く言う可能性があるとも判断されかねません。ネガティブに映るリスクが少しでもある表現も控えましょう。自分の印象を悪くするだけでなく、明らかなマナー違反だと言えます。

応募先企業の理念や社風を批判する

 前述で、ネガティブ表現を控えると伝えてきましたが、絶対にやってはいけないこととしては、応募先企業の創業理念や経営理念、社風といった企業が生まれ存続してきた根幹にかかわる点を否定するということがあげられます。これは存在や価値観を否定することと変わりありませんので、明らかなマナー違反になります。もしこういった発言が、応募者から面接官に伝われば「何でウチに応募したのだろう、他社の方が合うのではないか」と思われてしまいます。

 「自由な雰囲気があって様々な発言が受けいれられる会社であろうから、自己PRも自由に発言した方が評価されるのでは」と安易に捉えてはいけません。誰に対してどんな場面で発言しているのかという観点で、マナーに反することかどうかを見極めましょう。 

 また、企業の理念や社風をそもそも知らない、特に覚えていないというのは言うまでもなく問題でもありマナー違反になります。企業が大事にする価値観への理解や共感なくして組織の一員とはなりえません。

 面接の自己PRでは、あなただけの独自性をアピールすることは必要です。しかしマナーを伴わないアピールは、相手の不信感や不快感を買ってしまう結果となることを意識しましょう。

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