HOMEビジネス 議事録に記録する数字の書き方【読みやすい議事録を作るために意識しておくべきこと】

議事録に記録する数字の書き方【読みやすい議事録を作るために意識しておくべきこと】

Shingo Hirono

2014/03/30(最終更新日:2014/03/30)


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by TerryJohnston
 仕事で議事録を書くように言われる人は、結構多いのではないでしょうか。議事録も書き方が分かって慣れてくると、早く仕上がるようになりますが、慣れない書類を作成するのは、意外と時間がかかると思います。同じ議事録を作るなら、内容がよく内容がまとまった見やすい議事録を作りたいもの。今回は、数字の書き方に焦点を当てて議事録作成のポイントを紹介していきます。

数字は半角か全角か?

 数字を書く際に迷うのが、半角で書くのか全角で書くのかということ。以下の例を見て下さい。同じ日にちを記載したものですが、あなたはどれが一番読みやすいでしょうか?

(a)2014年3月26日
(b)2014年3月26日
(c)2014年3月26日

 (a)は全て全角、(b)は三月の3だけが全角、(c)は全て半角です。あまり違わないように見える人もいるかもしれませんが、全て半角で記載した(c)が数字がまとまって見えて、読みやすいのではないでしょうか。ワードの「挿入」の機能を使って「日付」を入れる場合も、数字は半角で自動入力されます。特に会社や上司の方から、指定がない場合を除いては、数字は半角で入力すると良いでしょう。

その他の数字

 日付以外にも議事録の中には、いろいろな数字が出てきます。いくつか例をあげてみます。

・13時00分~14時15分
・本社9F会議室
・(1)、(2)
・費用は300万円

 議事録で半角を使用するのは、数字だけでなくアルファベットや、記号もです。数字の書き方で大切なのが項目。普段何気なく使っている項目にも、書く順番があるのです。項目の順番は、1→(1)→ ア →(ア)というような、階層構造で書くのが一般的。大きな項目1の後の小さい項目は必ず(1)というようにカッコをつけます。

 カッコも半角入力して下さい。入力の切り替えが面倒という人もいるでしょう。そういった人は、Wordの「段落番号」や「アウトライン」を入れる機能を活用すると、いちいち半角と全角の切り替えをせずに済みます。


 
 議事録に記載する数字の書き方と一口にいっても、数字は多様な場面で使われるため、その記載方法も意外と奥が深いもの。文章を作成する上で数字の入力は、基本的に半角入力でと覚えておきましょう。

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