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昇給する確率が上がる交渉術 —— 大切なのは「会社」と「自分」の利益を提示すること

Shingo Hirono

2018/09/06(最終更新日:2018/09/06)


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 給与は働く上で、人間関係と同様に大きくモチベーションに影響してくるものの一つ。給与を満足いくものとすることで、多くの人が自身の中にやりがいも生まれ、より仕事に打ち込むことができるようになるでしょう。しかし、昨今の世界的な不況もある現状では、長い年月や時間をその会社に注ぎ込んでも、なかなか給与が上がらないという状況はよく見られます。

 給与に不満を持ってしまうと、なかなか切り替えることは難しく、転職を考えてしまったり、毎日の仕事にハリがなくなったりと悪循環に陥りやすくもなります。そこで問題を早めに解決するためには、自分自身で昇給の交渉をするのも一つの手となりますが、もちろん会社の抱えている問題や予算などもあり、たとえ実績を持っていたとしても実際に昇給する確率は半々といったところでしょう。そのため、最初にしっかりとプランを立て、交渉を進める必要があります。そこで今回は、昇給する確率が上がる交渉術についていくつか紹介していきます。

目標は複数用意して交渉する

 会社が昇給を簡単にしない理由として、一つは一度上げてしまった給与の下げにくさにあります。これは会社が給与を上げた後、昇給した当人に問題があり、給与に見合わない働きになった際、給与を下げることは難しくなります。もし仮に下げてしまった場合は当人はもちろん、周りのモチベーションに悪い影響を与えてしまうでしょう。

 また業績が悪化した際にも何年にも渡り、そのアップした額は払い続ける覚悟が必要です。そのため、全ての会社は昇給の問題には敏感になっているのです。

 会社側から見れば、昇給は複雑なものですが昇給は必要なもの。昇給の交渉を成功させるためには、目標を複数用意しておくことが大切です。そうすれば、自分の最大の希望が通らなかったとしても、他の希望が通るかもしれません。人は大きな要望をお願いされた後に、小さな要望をお願いされるとついつい頷いてしまうもの。その心理を上手く使った交渉術と言えるのではないでしょうか。

会社の利益と自分の利益を用意する

 交渉をする際は、自分の希望だけではなく、会社にとっても利益のある内容を提案するのがベストでしょう。そのため、昇給することによる会社のメリットを先に伝え、その後で給与のアップを提案しても遅くはありません。

 この交渉術で注意すべきは、会社に対するメリットだけを伝え、「給与を上げてください」と結論付けてしまうこと。これでは昇給の可能性は低いでしょう。自身のスキルやキャリアが昇給に見合う自信を持ち、交渉する必要がありますので、このまま給与が上がらない場合には、自分がどういった道を今後歩んでいきたいのかを、ほのめかすことも重要です。


 いかがでしょうか。今回は昇給する確率が上がる交渉術について紹介しました。昇給の交渉は簡単ではないですが、そのままにしておくよりも、しっかりと準備をして話し合うことで自らの希望が通ることも十分に考えられます。今回の記事を参考に、間違いのない交渉で働くモチベーションを高めていって下さい。

「交渉しても年収が上がらない……」そんなときは転職も検討しよう

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