1. 【フレームワークで捉える!】PDCAサイクルの上手な活用法

【フレームワークで捉える!】PDCAサイクルの上手な活用法

by Neil Kremer
 フレームワークという言葉を知っているでしょうか。おそらく「聞いたことはあるけど、いまいち漠然としている」という人が多いのではと思います。フレームワークというのはビジネスで使われる場合、文字通り「仕事の枠組み」という意味になります。つまり、仕事をある一定の枠組みの中で考えていこうということです。

 これは忙しい場合などにありがちな、「目の前のことに夢中になっていたら、本来すべきことを忘れてしまった…」ということを防ごうとする試みです。例えば、会議でそれぞれが思いついたことを話していたら本来決定すべきことが忘れられ、気付いたら話題がそれて結局何も決まらないまま終わってしまった、ということを経験したことがある方も多いと思います。そういった状況に陥る前に枠組みを設定し、「枠組みからそれそうになったら枠の中に戻そう」というのがフレームワークの考え方です。

 そして、その代表的なものにPDCAサイクルという考え方があります。ここでは、PDCAサイクルをフレームワークで捉えた活用法について書いてみます。

PDCAサイクルは、仕事の質を高めるためのフレームワーク

 どんな仕事であれ、管理職でも現場の担当者も、仕事をしている人は日々、その時すべき業務に追われています。もちろん、ある程度余裕を持ってできているという人もいるかもしれませんが、それは仕事をする上で必要な余裕であって、組織が健全に回っている以上、ダラダラと過ごす余裕はないはず。

 そして業務に追われて仕事をしていると、忙しさから同じやり方を繰り返してしまったり、とりあえず目の前の仕事を片づけてしまうといったケースが多くなりがち。しかし、このやり方だと、ただ業務をこなすだけということになってしまい、それが良い方法なのかどうか判断できなくなってしまいます。

 それを変えていこうというのが、業務改善のための代表的なフレームワークである、PDCAという考え方。PDCAとは、PLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(検証)、ACTION(改善)という4つのパターンを繰り返して、徐々に仕事の質を高めていこうという考え方です。逆に言うと、計画を立て、実行し、それを検証して改善する、常にこの枠組みからはずれないで仕事をすれば、仕事の質は高まるということです。目の前の仕事をただこなしているだけでは、このPDCAというフレームワークから外れているので、仕事の質は高まらないのです。

フレームワークは忘れずに枠を守り続けることに意義がある

 そして、このPDCAというフレームワークをうまく活用するには、「常にその枠組みの中で業務を行う」ということが必要になります。PDCAの場合は、4つのパターンを必ず同じ順番で通過すること、これがうまく活用する大前提です。事情があってPを飛ばしたや今回はCとAは不要だから飛ばしたというのはNG。

 もちろんフレームワークにのっとって仕事をすることがすべて正しい、というわけではないかもしれません。しかし、PDCAだけではなく、このようなフレームワークは、それが有効だからこそ広まり、採用されてきた考え方です。

 
 冒頭で挙げた会議の例のように、本来すべきことを忘れてしまうことを防ぐ、これがフレームワーク。PDCAに関しても、それを忘れず、常に計画し、実行し、検証し、改善し続けることが、最も有効な活用方法と言えるのではないでしょうか。

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