HOMEビジネス 昇給交渉を成功に導く方法 —— 3つのポイントを押さえてアピールする

昇給交渉を成功に導く方法 —— 3つのポイントを押さえてアピールする

Shingo Hirono

2018/08/29(最終更新日:2018/08/29)


このエントリーをはてなブックマークに追加

昇給交渉を成功に導く方法 —— 3つのポイントを押さえてアピールする 1番目の画像
by Thomas Leuthard
 労働者は給料のアップを求め、雇用側は少しでも給料を安く抑えようとする、いつの時代でも変わらない光景ですが、終身雇用が崩れ給料の定期的な上昇が望めなくなった現在では、昇給は自らの努力によって勝ち取らなくてはいけません。

 自らの給料を守れるのは自分だけ。しっかりと交渉をして、昇給を勝ち取りましょう。今回は、自分の昇給を成功させるために知っておくべき交渉の方法について紹介します。

1. 正当な報酬を受け取っていないことを訴える

 昇給交渉の入り口として、自分が受け取っている給料の額が同僚や同業種の人間に比べて低いことを訴えましょう。そのためにはまず、自分に似た仕事をしている人がどのくらいの給料を受け取っているのかを示す必要があります。

 同僚に給料の額を確認するのが一番確実な方法ですが、聞いても答えてもらえない場合は転職雑誌の求人に記載されている給料額や、公的な調査結果を参考データとして使用してください。年齢や地域によっても給料水準は変わるので、なるべく自分に有利なデータを集めましょう。

 集めたデータを基にして、勤務状況に問題が無いのに受け取っている給料が水準より低い事をアピールし、正当な給料水準まで引き上げてもらうよう交渉してください。

2. 会社への貢献度を示す

 会社側が高い給料を払ってでも雇いたいと考える人材とは、会社の利益に貢献してくれる人材。自らが会社に大きく貢献している人材であることを説明し、高い給料を払うだけの価値がある人材であることをアピールしてください。自らの有用性を証明するには、実績や成果を具体的な数字で説明すると効果的にアピールできます。

 直近の仕事でどのくらいの売り上げを記録したか、営業成績は職場の中で何位なのか、休日出勤・残業などでどの程度貢献したのかといった数字を示すことで、自分が会社に対してどれだけ貢献してきたのかをアピールすることが可能になり、会社側に自らの有用性を認めさせて昇給交渉を有利に進めることが可能になります。

3. タイミングを考える

 どんなに有効なアピール材料をそろえていても、交渉するタイミングが悪ければ昇給を勝ち取ることはできません。昇給交渉をするのにベストなタイミングは、会社の好業績が明らかになったタイミングです。決算成績が確定し業績の伸びが確実になった時などは、昇給交渉の絶好のチャンスですから、業績の伸びに自分が一役買ったことをアピールして、うまく昇給を勝ち取りましょう。

 会社側も景気が良ければ給料を上げるだけの余裕が生まれるため、昇給交渉に応じてくれる確率も高まるのです。

 昇給を成功させるためには、自分の業績や有用性をアピールして会社側に自分の価値を認めさせなくてはいけません。交渉の結果、会社側から昇給が難しいと言われてしまったら、休日日数を増やしたり手当の増額でカバーしてもらうという方法もあります。どうせ受け入れてもらえないからと諦めてしまわずに、アピール材料をそろえてしっかりと交渉するようにしましょう。

年収が上がらない……そんなときは転職も検討しよう

昇給交渉を成功に導く方法 —— 3つのポイントを押さえてアピールする 2番目の画像

 上記の対応を行っても年収が上がらない……そんなときは、現職ではなく転職による年収UPを目指そう。

 現職での年収UPは成果を出すか、昇進するかに限られるだろう。しかし、「今あなたのスキルを欲しがっている会社」に転職をすれば、すぐに年収UPを叶えることも可能だ。

転職による年収UPを目指すなら『type転職エージェント』

昇給交渉を成功に導く方法 —— 3つのポイントを押さえてアピールする 3番目の画像

 『type転職エージェント』は、株式会社キャリアデザインセンターが運営する転職エージェントだ。

 type転職エージェントを利用して転職した人の71%が年収UPしており、条件の改善を目的として転職活動をする人におすすめのエージェントだと言えるだろう。

 また、専任のキャリアアドバイザーが適職カウンセリングを行うため、年収面だけでなく職種とのマッチングもしっかりと期待できる。

 転職をきっかけに年収を上げたいと考えている人は、ぜひ利用してみよう。


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード