1. 会社内で出世するための上司との付き合い方 ——「上司は1人ではない」という認識が必要

会社内で出世するための上司との付き合い方 ——「上司は1人ではない」という認識が必要

by Digo_Souza
 会社の中で出世していきたいと考えた場合、上司の存在は最重要です。すべての出世のベースになるのが、直属の上司との人間関係。仕事のパートナーとしての信頼関係が築けていなければ、出世は望めません。では、上司との信頼関係が築ければそれで順調に出世できるかと言えば、答えは「NO」です。

 会社員にとって、上司との信頼関係は出世のための必要条件ではありますが、十分条件では必ずしもないからです。ここでは「上司は1人ではない」というところに着目しながら、上司との付き合い方をテーマに「会社で出世する方法」について考えていくことにします。

直属の上司との付き合い方

 まずは、直属の上司です。この人が出世の鍵を握っていることは間違いありません。ですから可能な限り良い関係を持つようにすること、これが大前提。しかし、注意しなければならないのは、「出世していく過程で、現在の上司もそのライバルになりうる」ということ。ですから、適度な距離感を持つことが必要となってくるのです。

 直属の上司にべったりで、まるでその「子分」に見えるような関係を持つことは大きなマイナス。だからといって「YESマン」になることも絶対に避けなければなりません。しっかりした信頼関係を結びながら、「それ以上、深い人間関係は結ばない」という意識を持って、時にブレーキを踏むことも必要になってくるのです。

 「上司を味方にする。しかし、必ずしも自分は上司の味方というわけではない」という微妙な人間関係を作れれば、長期的な出世のために最適な環境づくりが出来たと考えていいでしょう。

上司の上司を常に意識する

 「上司」というとどうしても直属の上司をイメージしますが、自分にとっての上司はその1人だけではありません。たとえば、キャリアの浅い社員にとって、直属の上司は係長。その上には課長がいて、さらにその上には部長がいる。この状況を常に俯瞰しておく必要があります。係長にいくら「受け」が良くても、その上の課長、部長の評価をを得なければ、「小さな出世」しかできません。

 おすすめしたいのは、たとえば新入社員の場合、配属が決定した瞬間からその部署のリーダー、つまり部長の目を意識すること。仕事に慣れてきたら、その上の担当重役まで視野に入れると、より良いでしょう。いきなり担当重役と付き合いを持つことはほとんどありません。しかし、早い段階からそうした意識を持つことで、後の良好な関係を築きやすくなるのです。その重役の個性や社内的評判、立場を評価しておくこと。これが会社での出世のための準備です。


 鉄則は、「特定の上司と緊密すぎる人間関係を作らないこと。プライベートでの付き合いは可能な限り断ること」です。ここで紹介したことを意識しつつ、日々の仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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