1. 新入社員に対する社内教育に会社が費やす時間と意義

新入社員に対する社内教育に会社が費やす時間と意義

 春も近づき、新入社員が会社に入ってくる季節になりました。新入社員が入社してきて先輩社員にとって憂鬱なのは「これからこの新入社員を教育しなければならないのか」ということです。

 新入社員が会社に入ってくるたびに「なぜこいつはこんなにモノ覚えが悪いのか?」「これだからゆとり世代は」「学生気分がいつまでも抜けなくて困る」といった嘆きにさいなまれます。では実際に新入社員の教育にかかる期間はどれくらいあればいいのでしょうか。

人を育てるのは大変

 人を育てる・教育するということは非常に難しく、実際に主体性をもって仕事をすることよりも難しいといえるかも知れません。大企業の社員研修を長年担当している人でも新入社員に仕事を覚えてもらうことほど大変なことはないとしみじみ言うほどです。

 まず新入社員を教育するということは、非常に長い期間とコストがかかることで一朝一夕には語れないということを肝に銘じましょう。

最低でも半年は必要

 では新入社員の教育にかかる期間はどれくらいのものなのでしょうか。最低で会社で使い走り程度のことができるまでに半年はかかるでしょう。

 会社の戦力になるような仕事ができるようになるまでには、2年から3年の期間は見積もった方が無難です。それくらいじっくりと時間をかけ、我慢を重ねてやっと成長し出すのが人だということを肝に銘じるべきです。

急成長させられるか

 新入社員を飛躍的に急成長させてすぐにでも会社の戦力にしたいと思ったとき、教育にかかる期間を短縮させることはできるのでしょうか。なかには大卒後、新入社員として入社して半年である程度の決定権を持たせているなど、かなりスピーディーに組織の戦力にすることも可能であるようです。

 やはりその極意はOJTにあるのではないでしょうか。形式ばった机上の空論を語るよりも、とにかく実践に組み込んで現場を見せるということが一番スピーディーに仕事を覚えることに繫がります。

 中小企業や零細企業では、大企業のように新入社員の教育についてのノウハウが確立されておらず、久しぶりに採用した新卒の人材に対してどうアプローチしていいいかわからないという会社も多いようです。

 そういった会社がよく抱く疑問として、新入社員の教育にはどれくらいの期間を設けるべきかということです。確かにじっくり教育し大切に育てることも大切ですが、中小企業の場合は早い段階で実践に投入して、体で仕事を覚えさせるということが即効性のある教育になることもあります。

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