1. ビジョンを設定するときにふさわしいリーダーシップの取り方

ビジョンを設定するときにふさわしいリーダーシップの取り方

 ビジョンとは、リーダーシップを発揮する上で一番必要で大切な要素だという事が言えます。ビジョンとはその業績を達成するためのイメージのような物で、それがしっかりとしているかどうかによりリーダーが部下を率いていけるかという部分が変わっていきます。

 ドラッカーも「考えるべきは、ミッションは何かである。ミッションの価値は正しい行動をもたらす事にある。」と述べています。ここでは、リーダーシップとビジョンの関係性について見て行きましょう。 

ビジョンの大切さ 

 リーダーシップを考える際には「どのようにすれば部下がついてくるのか」という観点から考える事が大変多いです。 もちろん、良いリーダーシップを発揮している人は周りを惹きつけ、多くの人が付いていきたい人であるという事は間違いありません。しかし、このような考え方は間違いです。 

 よいリーダーシップを発揮している人ほど自分の中でビジョンが明確に成り立っており、その人についていこうという気持ちにさせてくれるような人柄になる事ができます。つまり、部下が付いてくるという結果は後付けに過ぎず、ビジョンの位置づけが大切という事になります。

 良いビジョンとは上司や顧客などの外部環境から与えられた目標のみならず、自分でもしっかりと向かうべき方向が分かっているという事になります。ビジョンを備える事で物事を俯瞰して考える事になり、深い洞察に基づいて周囲を巻き込みつつその実現に向かっていきます。ビジョンを設定することは、自らが他者をリードすることに必然的に繋がるのです。 

リーダーシップの発揮 

 良いリーダーシップを発揮している人ほど人柄に優れており、職務遂行の能力も高い人が多いでしょう。しかし、いざリーダーに抜擢されても難しく考えすぎてリーダーシップを発揮するのに困惑してしまう方が多いのも事実です。 

 そのような人達は、ビジョンを想像する前に「どうすれば人がついてくるのか」「人は自分の思ったような形で機能するのか」という点に関心が行っている場合が強いです。逆に、良いリーダーは「人を動かすスキル」のみに着眼し、やっきになるという事は行いません。リーダーは「どうすれば人が思い通りに動くのか」ではなく「自分はここで何を成し遂げたいのか」という点に着目し、ビジョンを組み立て行動しているという事が言えるでしょう。 

 リーダーシップを思い通りに発揮できない場合はビジョンが欠如しているのかもしれません。そのためにも、まずはしっかりとビジョンの想像から始めましょう。

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