1. 新入社員教育の際にビジネスマンとして意識すべき2つの曖昧さと姿勢の問題

新入社員教育の際にビジネスマンとして意識すべき2つの曖昧さと姿勢の問題

 新入社員教育には、仕事自体のレクチャーの他に一人前のビジネスマンになるための心構えや意識の教育もあります。仕事の内容や手順を教えるよりも意識教育のほうが難度が高く、時間もかかる作業でしょう。

 しかし最初にしっかりそれをしておかないと、いつまでもたっても企業で働く人間になりきれない「万年新入社員」になりかねません。ここでは、ビジネスマンの意識にスポットをあてて、教育のポイントをお話しましょう。

2つの「曖昧さ」を徹底的に排する

 意識教育でまず重要なポイントは、「曖昧さ」に関するものです。例として、仕事の内容についてレクチャーして手順を覚えさせるときのことを考えてみましょう。

 その仕事について新入社員教育をするとき大切なのは、「曖昧なところを曖昧なままにしない」ということです。完全に理解できてはいないのに「なんとなく分かった」と自己判断して自分から質問をしない、そういう新入社員は少なくありません。学生時代はそれで通用しても、ビジネスマンにとってそうした「曖昧さ」は仕事をする時の大きなマイナスになってしまいます。

 そのため、これは研修の際の大切なポイントになり、実際の仕事に関する教育を通じても「曖昧さを徹底的に排除する」という意識を習慣にさせなければなりません。

 もう1つ必要な「曖昧さの排除」があります。それは「答えかたの曖昧さ」です。受け答えをするときに、必ずはっきりと言い切る習慣を身につけさせるのです。イエスかノーかをはっきり判断する、もし判断が難しく時間がかかるような場合は「判断保留」という判断をはっきりすることも大事です。日本人は「曖昧さ」を好む国民性を持っているとよく言われますが、ビジネスシーンでの「曖昧さ」はマイナスにしかなりません。業務実績に直接影響を及ぼす悪い癖ですので、最初に意識改革しておく必要があるでしょう。

言葉づかいよりも姿勢

 新入社員教育の中で「言葉づかい」がテーマになることも多いでしょう。たしかに、学生時代の言葉づかいはビジネスシーンで通用しません。しかしこれはかなり一般的なテーマですので、新入社員自身も就職活動期間に練習をして気を付けるようにしているものです。そのため、言葉に関してはその都度チェックやアドバイスをすることで改善させることは難しくありません。

 それよりもむしろ「正しい姿勢」を意識させるように教育したほうがいいでしょう。とくに取引先や顧客に対応するとき「姿勢の良さ」が身についていると、それだけで相手に好印象を与えられるものです。常に背筋を伸ばして椅子には浅く腰掛ける、胸を張ってさっそうと歩く、この意識を持っていると自然に身だしなみも整い、仕事に対するモチベーションも上がってくるものです。

「言葉」よりも「姿勢」がポイント、健康管理にもつながります。ビジネスマンとなるための意識教育は時間がかかりますが、一度身につけてしまえばその意識が当たり前のことになります。なるべく早い段階で、徹底的に教育しましょう。

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