1. 転職者が仕事を覚える際に気をつけたいポイント —— 「経験」は強みにも弱みにもなる

転職者が仕事を覚える際に気をつけたいポイント —— 「経験」は強みにも弱みにもなる

by cogdogblog
 転職者が新しい仕事に活かすべき「強み」が、過去の経験であることは言うまでもないでしょう。前職で得た知識やスキル、あるいは対人的な社会経験は新しい職場でも大いに役立ちます。しかし、転職して新しい仕事につく際、実はその経験がマイナスに作用してしまうことも少なくないのです。

 ここでは転職者の仕事の覚え方について、気をつけたいポイントと、経験が強みになる覚え方をお話しします。

経験者としてのプライドが弱みになる

 転職の場合、仕事を教えてくれる先輩が年下というケースも多いもの。年長者としてのプライド、あるいは「自分は前職で○○の経験をしてきた」という自負心に囚われていたのでは、好ましいスタートを切ることはできません。そうした余計なプライドを、まずはきれいに捨て去り、虚心坦懐に先輩のレクチャーを受けるよう心がけること。これが仕事の覚え方の第一歩です。

 虚心坦懐になれば、「こんなことを聞くのは恥ずかしい」といった意識もなくなります。分からないことはどしどし積極的に質問する。最初に恥をたくさんかいておくと、後の苦労を減らすことができます。相手も「新人のうちは仕方ない」と了解してくれますから、恥や失敗を恐れずに仕事を吸収していくように務めましょう。

早合点に注意

 転職者の仕事の覚え方で、一番注意しなければならないのが「早合点」です。特に、前職と同じ業界や業種に転職した場合、「自分はある程度わかっている」という思い込みを、どうしてもしてしまいがち。しかし、その意識が足を引っ張ることも多いのです。

 前項でもお話ししましたが、一度そうした思い込みや先入観をすべて捨てて、謙虚な気持ちでレクチャーを受けましょう。「分かってる」と思えることについても、必ずメモを取り、後で再確認するのです。そうすると、「ここは前職の時と同じだけれど、ここの手順はかなり違う」ということに気づくことができます。

 早合点してメモを取らないでおくと、その部分がいつまでたっても矯正されないまま、仕事を間違って覚えてしまうことになりかねません。何事も最初が肝心です。早合点をしないためのメモと再確認。これが転職者にとって、特に気をつけなければならない仕事の覚え方のポイントです。

経験を強みとして生かす

 上記のように虚心で新しい仕事を覚えていく中で、前職の経験を強みとして生かすことも必要でしょう。まったくちがう種類の仕事でも、仕事である以上どこかに共通点はあるものです。仕事の下準備や段取り、資料の整理方法、ミスをしないためのチェックの仕方などには、十分に経験を生かすことができるはずです。

 仕事の覚え方の前提条件としては虚心が大切ですが、仕事はすぐに100%覚えられるものではありません。完全に自分のモノとするまでの過程で、経験は有効な武器となってくれるでしょう。


 
 最初にたくさん恥をかきながら、上手に経験を生かしていく。これが転職者にとって最適な仕事の覚え方ではないでしょうか。

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