1. 【経営の基礎知識】KPIを活用することで管理しやすくなるもの

【経営の基礎知識】KPIを活用することで管理しやすくなるもの

by 55Laney69
 KPI(Key Performance Indicator)は、重要業績評価指標とも呼ばれ、ある目標に対する進捗の指標を指す言葉。設定されたあるゴールに対して、ゴールにたどり着くまでのマイルストーンを具体的に数値化設定したものがKPIです。

 どんな場合であれ、スタートからゴールまではできるだけ直線で行ったほうが、速く到達できるもの。特にゴールまでの道のりが長い場合は、曲がれば曲がるほど到達するのが遅くなります。そこで、誰でも直線で行けるよう、途中に設けた経由地のようなものがKPIであると思えばよいでしょう。では、KPIという考え方は、具体的にはどのようなものを管理するのでしょうか?

自社サイトの管理

 最近最も使用されているのは、Webサイトサイトの管理です。近年では、店舗を持つ小売業や、もともと顧客へは直接販売していなかった製造業などでも、Webサイトを使って販売するケースが増えています。このような場合、例えばサイト経由の売上をゴールとして設定し、サイトの閲覧状況にKPIを設定します。

 具体的には、総閲覧数、アクセス元、一人当たりの閲覧数など。例えば、総閲覧数が増え、そのアクセス元が広告で出しているバナーなどであれば、広告がうまく閲覧者の目を引いていることになり、購買につながる可能性が出てきます。また、一人当たりの閲覧数が減っていれば、広告は良いけれどもサイト自体はあまり評価されていないと判断することが出来るのです。

財務状況やデザインなど、直接数値で管理しにくいもの

 会社の財務状況をよくするといっても、急に改善することは出来ませんし、どうしたら良いかもわかりにくいもの。その場合は、例えば売上の回収期間などをKPIとして設定すると、それが長ければ資金繰りが苦しくなる可能性があると判断できます。

 また、製品デザインであれば、何かの賞をKPIとして設定し、賞を取ればそのデザインは評価されていると判断できるのです。KPIという考え方は、基本的に何でも管理可能と言えます。例えば売上を達成したい場合は、顧客への訪問回数とすることもできますし、商品の問い合わせ数とすることもできます。

 しかし、一般的には、通常は数値化しにくいものに採用されるケースが多いといえます。数値化しやすいものは、敢えてKPIを採用しなくても良いケースが多いからです。KPIは、ゴールはなかなか数値化できないけれども、その道筋なら設定可能であるという場合に採用されるケースが多い、と言えるでしょう。


 以上、KPIという考え方が管理するものを紹介してきました。経営の基礎知識として、ここで紹介したことは頭に入れておくことをおすすめします。

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