1. ビジネスにおいて重要となる目標設定のポイントと管理法

ビジネスにおいて重要となる目標設定のポイントと管理法

 ビジネスにおいて、目標はとても重要な意味を持ちます。目標は利益確保のための手段であると同時に、チーム全体のモチベーションを維持するためのツールでもあります。目標はただ掲げればいいというものではありません。適正な目標管理があって初めて有意義なものになります。今回は、ビジネスにおける目標管理について解説します。

目標の策定方法

 最初の段階では、目標を設定することから始まります。設定する目標は必ず実現可能なものにしなくてはいけません。目標を達成不可能な水準に設定してしまうと、基準として機能しないだけでなく従業員のモチベーションが下がってしまいます。目標を設定する時は、現在の自分たちの実力を考慮して達成可能な水準に設定してください。

 目標設定は、必ず評価者である管理者と被評価者である部下の合意のもとに設定されなくてはいけません。上司が一方的に目標を設定してしまうと、最初から達成不可能な目標を押し付けたり実力よりも低い目標を設定したりする可能性が生まれてしまいます。曖昧な目標では従業員が戸惑ってしまい達成することが困難になります。作成する目標は、具体的で分かりやすいものにしてください。

目標達成までの行動計画の立案

 目標とは達成することで成果を図るための基準値でもありますから、どのようにして目標に近づくのかの道筋を決めておく必要があります。販売ノルマが目標として設定されていれば販売手法や販売戦略、認知度が目標であれば広告などのPR方法、生産量が目標であれば生産管理と、目標に合わせて最適な行動計画を立案しておかなくてはいけません。行動計画を立案することで組織的な行動が可能になり、同じ目標に向けて一丸となって仕事を進めることができます。

 行動計画の立案が完了したら、具体的な行動の手順を決めてください。各自がバラバラのやり方では、目標達成までにトラブルが起きてしまいます。連絡の方法や書類の形式、セールスのやり方など、実務面がスムーズに進むように具体的に決めておきましょう。

進捗状況の管理

 目標達成に向けて具体的な行動が開始された後は、活動状況をチェックしながら適時管理をしていく必要があります。作業に遅れはないか、連絡ミスや不手際はないか、労働力や資材は不足していないかなど目標達成に向けて組織運営に支障が無いかを管理しながら、足りない部分を補っていかなくてはなりません。

 時には部下と面談をして、目標達成に向けた行動指針の相談をする必要があります。場合によっては目標として設定していた水準を見直したり、目標そのものを見直していく必要があります。中間地点で進捗状況をランク付けして発表すると、組織内での競争意識が生まれて目標達成に向けての従業員の活動が、より活発なものになります。

 目標管理とは、組織運営をよりスムーズにするための方法に他なりません。組織運営はビジネスに欠かせない要素であると同時に、ビジネスマンにとっての大きな課題でもあります。適切な目標管理が出来る力を身に着けて、ビジネスマンとしてのより一層の成長を目指してください。

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