1. 【経営者必見!】企業の経営分析に役立つ手法

【経営者必見!】企業の経営分析に役立つ手法

by paul bica
 経営分析とは貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書といった企業の財政状態や経営成績を分析するシートで、会社を円滑に経営するための問題点を分析したり、現状把握を行う参考資料となります。これらの参考資料を財務諸表といい、企業の通信簿とも呼ばれることもあります。財務諸表を基に、経営計画や事業計画を作成していき、将来の計画の目安となる資料も作成していく企業も多いです。そこで、企業の経営分析に役立つ手法について紹介します

収益性分析、安全性分析、損益分岐点分析

 収益性分析とは、どれだけ収益力があるのかを把握する分析手法です。分析手法は、総資本営業利益率、経営資本回転率、営業利益率、商品回転率といった指標を基に、様々な分析を行います。上記に挙げた指標はパーセンテージが高ければ高いほど、良いという見方がされます。

 安全性分析とは、貸借対照表関係の財務状態を分析する手法です。
流動比率、自己資本比率、固定長期適合率といいた指標を基に、財務構造の健全性を判断します。仕入れや人件費の支払、借入返済、売上代金の回収といったお金の流れが関係しますので、これらの指標を基に健全な経営判断が求められることになります。

 損益分岐点分析とは、最低売上高を算出する手法で、利益と損失がゼロの地点はいくらなのかを算出します。必要経費を積み上げていくことで、利益を生み出す金額を算出しますので事業を軌道に乗せる上で、非常に大事な経営分析ともいえます。収益性分析、安全席分析よりも、損益分岐点分析を重視して、事業の軌道修正を図る傾向が多いです。

損益分岐点比率による経営分析

 損益分岐点の見方として、比率が高い程、利益が出にくい傾向にあり、比率が低い程、利益が出やすい傾向にあるという見方をします。現在のようなデフレ状況の下では、損益分岐点比率が高い場合は、利益を出すのが比較的難しい状況ということになります。損益分岐点比率が低ければ、売上不況で売り上げが落ち込んでも、必要経費の比率が低いため、業績が悪くても損益がトントンのところまで落ちても損はないという見方ができます。

 事業を継続させていくう上で、損益分岐点比率の変動は企業経営に直結するところが多分にあるので、コスト削減や人件費の管理といった必要経費の管理が重要となります。損益計算書の表の数値で、経営分析を行うことも必要ですが、その要因を掴むためにも、さらに分析を行う必要性があります。

 特に、この損益分岐点については、利益と損失のボーダーラインを示す指標となります。事業計画の時点で赤字になってしまうと、どこかしら調整の必要が出てきてしまって、コストを調整するのか、人件費を調整するのか、販売量を増やすのか、原価を落とすのか、様々な問題点を掘り起こす要因を引き出すことにもなります。多面的に問題点を見つけるだけでなく、事業の軌道修正するための参考資料として、損席分岐点分析を利用している企業は多いため、参考にできる経営分析の一つといえます。

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