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面接で緊張して言葉に詰まらないようにする方法

Erika Kinoshita

2014/03/25(最終更新日:2014/03/25)


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面接で緊張して言葉に詰まらないようにする方法 1番目の画像
 
 就職活動や転職で必ず通らなければいけない道、それは面接です。企業にとって選考の基準は学歴であったり筆記であったりする場合もありますが、なんといっても直接本人が垣間見れる面接を重要視している企業は少なくありません。しかし、自分の思いを端的に他人にわかってもらうということは決して簡単なことではありません。
 
 ましてや自分が就職したいと願っている会社であれば、面接で緊張するのは当然のことです。でもここぞの勝負の時、緊張のあまり相手の質問に対して言葉が詰まってしまったという話をよく耳にします。
 
 このようなことがないようにするにはしっかりと準備をすることが大切です。

まずは質問を想定し自分の考えをとりあえず書き出す

 面接に関するノウハウ本は数多く出版されています。また実際の体験談などを記しているツイッターなどもあります。まずはこれらを読んでみることをオススメします。これらを読んでいくと就職の面接で質問をされる事柄というのがおおよそ予測できてきます。

 例えば、「我社を志望した動機はなんですか?」「学生時代にやり遂げたと思えることはなんですか?」「自分の弱み・強みはなんだと思いますか?」「(転職の場合)今後のキャリアプランはなんですか?」といったものです。

 そもそも、企業側が面接で知りたいことは一緒に仕事をしていける人かどうかということ。その結果、おのずと質問は限られてきます。
 
 面接のときに言葉に詰まらないようにするまず第一の方法は、想定される質問に対して自分の思っていることを思いつく限り書き出すことです。事前に考えることをせずに面接にいって、思い通りに対応できる人はごく少数です。質問の言い回しは様々ですが、日頃から自分の考えを明記しておくことで答えの引き出しが驚く程増え、どんな質問がきても対応できるという自信につながります。備えあれば憂いなしです。

緊張をほぐして面接に臨む

 面接で緊張しない人もいますが、「なるべく自分を印象良く見せたい」と思う心から「失敗しないように」という気持ちが働くことで緊張に繋がって行ってしまいます。緊張して言葉につまるということが起こらないよう、面接の直前には緊張をほぐし少しでもリラックスしておくことが重要です。

 では、その方法を見ていきましょう。

 まずは深呼吸。医学的にも証明されている緊張をとく呼吸法を紹介しましょう。1・2・3・4とカウントしながら鼻で息を深く吸う、そして今度は1・2・3・4と同じカウントで鼻から息を吐く。これを4回行います。これで気持ちがゆったりとします。
 
 また面接室に入る時もなるべくゆっくりとした歩調で席に向かいましょう。急いでしまうと、焦ってつまづいたり椅子を引くときに思わぬ力がはいって大きな音を出してしまったりします。こういった些細なことも「やってしまった」という心理状態に陥りがちです。

 慌てず、騒がず、余裕のある行動を取り落ち着いた状態で席につくことができれば面接へもスムーズに入っていくことができます。

いざ言葉に詰まってしまったら

 どんなに緊張をほぐしても言葉に詰まってしまったらどうすれば良いのでしょうか。決して焦る必要はありません。なぜなら、言葉に詰まってしまうことは決してマイナスでは無いからです。きちんと自分の言葉で自分の考えを伝えることが大切なのです。

 質問に対して言葉に詰まってしまったときは沈黙するのではなく、正直に「緊張してしまって言葉が出てきません。少し時間をいただいてもよろしいでしょうか。」と言って自分の考えをまとめてもう一度回答するということを心がけましょう。

 また、適切な答えを導き出すのが難しいときは「申し訳ありませんがもう一度質問をお願いできますか?」というのも良い方法です。面接官によっては、わかりやすい言葉に置き換えて質問し直してくれる場合もあります。面接官は多くの面接に立ち会っていますので、緊張して言葉に詰まることがあることもよくわかっています。

 きちんと自分の思っていることを相手に伝えることが大切なのです。とは言え、面接は経験がものをいいます。身近な親や友人、先生などに面接の練習をするのも効果的です。あとで後悔をしないよう、自分の考えをしっかりと伝えるために事前の準備を怠らず、面接に挑んでください。

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