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「目標」を言葉に出して唱えることで得られるメリット【これを実践してデキるビジネスマンに】\

Shingo Hirono

2014/03/24(最終更新日:2014/03/24)


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「目標」を言葉に出して唱えることで得られるメリット【これを実践してデキるビジネスマンに】 1番目の画像
by Ed Yourdon
 「どうしても達成したい!」と思う目標はあるでしょう。具体的な営業成績の数字から、朝型の生活に変えたいという生活習慣に至るまで、日々、大小様々な目標を設定し、それをクリアしていくことは、確かな達成感ややりがいを感じられて気持ちのよいもの。

 また、さらなる次の高みの目標へチャレンジしていける自信にもなります。けれど、なかなかうまくいかず、目標を達成できない、途中で挫折してしまう、自分は根気がない…現実的には、そういう気持ちになることもまた事実。目標が叶いやすくなるためには決してかかせない手段として、目標を言葉に出して唱えてみることを、おすすめします。

1. 「言霊」のちから

 目標を自分のこころの中で思うだけでなく、言葉に出してみる。そうすることで、なぜ目標が叶いやすくなるのでしょうか。日本には昔から、「言霊」という言葉があります。言葉には大きな力がある、というものです。それは決して昔ながらのまじないやただの言い伝えの意味合いではなく、人間の行動心理学においても、目標を口に出して言葉にすることの効力が挙げられています。

 子供の頃、学校の授業で今年の目標を習字で書いて壁に貼っていたのは、実はとても意味のあることだったのです。では実際どのように使えばいいのか、どういう形で効果が現れていくのか見てみましょう。

2. 周囲の人に宣言して、モチベーションをキープ!

 例えば「今半期の売り上げ成績○○円!」と決めたなら、それを周囲の人に宣言しましょう。同僚、上司、できれば多くの人に宣言するほど効果的ですが、まだすぐにそんな勇気が出ないという人は、最初は言える範囲の人だけでも構いません。もし、目標が達成できなかった時に恥をかいてしまうので、達成できるまでは誰にも言わないでおこう…そういう気持ちの人は多いと思いますが、ここはあえて、少しの人にでも言葉に出して宣言してみる。

 それは勇気のいることですが、他の人から見て、目標を持って頑張っているなと、あなた自身を決して悪い印象にはさせません。そして、あなた自身にとって、「言ったからには達成しなければ…」という気持ちが働き、いい具合のプレッシャーとモチベーションになります。その相手に会う度に目標のことを意識できるので、日々、モチベーションが維持しやすくなるのです。

 プレッシャーを感じすぎて、達成できなかった時のことを心配しすぎて気持ちが小さくなってしまってはいけないので言い慣れないうちは、誰にでも言うのではなく、この人に知っていてもらえたら頑張れるかもしれないという自分にあった相手を、自分自身で試しながら、じっくり選ぶことをおすすめします。

3. 自分自身で日々、再確認する!

 他人に宣言することと同時に、目標を言葉に出してみることによって、自分自身でも再確認できる、という効果があります。例えば毎朝「今半期の売り上げ成績○○円!」と、壁に書いて貼ったものを読むことで、日々継続して、強く意識でき、自分の頭、気持ち…色々なところに自然と影響が現れます。


 ただ、言葉に出して唱えてみるという単純なプロセスですが、実践してみれば、言葉に出さずただ心の中に漠然と目標を抱えているよりも、ずっと効果的であることが実感できるでしょう。

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